宝太郎とりんねの関係性にまた一歩深まった話。それ以外にも人間とケミーとの関係性について、ドラマが成立していたし、良い感じの物語だったのではないかと思います。面白かった。

 

それに、今回ケミーは悪意ばかりに取り憑くものではないことが明らかになったり、本来ケミーと人間は交わってはいけない存在ということだったりと、また一つ明らかになった感じ。あと、催促も何気に良かった。

 

 

というわけで冒頭でお伝えした通り、今回宝太郎とりんねの関係にまた絆が深まった話でもあります。とにかく宝太郎は悪意を持った人間に取り憑いたケミーを助けるため、正面からぶつかって戦う。それを見たりんねは彼を応援したりとか、彼の味方になってあげたりとか……。初回の態度とは明らかに思えない態度が今回連発しました。

 

ここ、結構良いよね。関係性を描く上でとても重要なことだと思うし、制作陣曰くりんねはもう一人の主人公らしいから、それを敢えて言うならば、ここの関係性を描くのは結構大事。ガッチャード、令和ライダーの中で結構良いかも。

 

あとレスラーGと旭の関係も良い。自身が営むレスラージムを剛力に潰され、経営困難の時にレスラーGというケミーがやってきて、彼を支えるポジションになっていく。で、彼の夢と現状を聞いたレスラーGは彼に敢えて取り憑き、夢を叶えさせてあげる。要するに、ケミーは人間の夢を見させてあげると、その夢を叶えさせてくれるという存在にもなり得る。

 

でもその夢において悪意が混じっていたら、ケミーは怪物と化す。だから人間とケミーは本来交わっちゃいけない関係なんですね。理解理解。

 

 

こんな感じ。でも今回の話でちょっと稚拙なところがあるから、そこを書き出していきます。(と言ってもあんまりない)

物語終盤において、宝太郎がレスラーGを手にしている場面のこと。あれって事実上受け渡したことにもなるんですかね。そこのところが弱かったから微妙に思えた。……まあ、他の所が良かったから良いんだけどね。

 

まとめ

こんな感じ。少し稚拙な部分が出てしまったけど、許容範囲なので無視しておきます。
次回も宝太郎とりんねの絆がまた深まりそうな感じだし、スパナの存在にもメスが入りそう。