遅くなりました。今夏休み中なのですが、一昨日は祭りのボランティアで一日中出向いていたので遅れていたというわけです。

(暑かった……)

 

 

 

全体的な感想

前回同様、本筋がガッツリと進む感じかなと思いきや、あまり進まなかった。それどころか、終盤に向けてどこのドラマも加速しがちなところをこのドラマはまたもや謎を置いていきました。
 
良い方策だとは思うけど、逆にそれが裏目に出ないか心配。風呂敷広すぎた挙げ句の果てに駄作になりかねないことだってあるしね。
でも、それとは引き換えに、今回は人物の掘り下げがかなりされたイメージ。そこは評価点だけど、絵面的に今回はサスペンスものとしてはマイナス点だし評価は厳しくなるかも。
 

椎名一樹・三宅咲・三宅直人

今回の話はこの3人がメインで進んだ感じ。
 
今回で彼らがCODEと何らかの関わりを持っていることは明白になったし、椎名と咲がどのような経緯で出逢い、そしてCODEを追っていくかも明らか。
でもそれって、これまでの話から考えれば分かる話だし、言ってみればあまり新鮮味はない。
 
けど三宅直人がどのような人物であり、かつ彼らにどのような影響を及ぼしたのか。その点について今回の話で触れたのは良いことだと思うし、これからの話で結構ターニングポイントとなっていくのではないか? と思う。
 

CODE

新たなルールが明らかになりました。そこで思ったこととして、三輪円は実はプレーヤーではなくモニターだったということ。彼女の口から明らかになるCODEの情報はとてもワクワクしましたし、結構良い。
 
今回明らかになったのはCODEモニターの存在。三輪円の話を整理しながら述べると、まず彼らがいなければマッチングは成立しないということ。彼らは任務を遂行するプレーヤーの監視の役割を与えられ、任務から外れるプレーヤーがいればモニターはそのプレーヤーを殺すことが出来る。つまりそれは「死の制裁」となり、彼らがその制裁を加えていることになるね。
 
その代わり、任務が来ないかと言えば言えなく、無論任務は来る。しかしその任務は一度失敗すれば即「死の制裁」が下されるほどの厳しさ。恐らく、一度任務を失敗したモニターは処分という名で殺害され、そのモニター枠はまた別の人になるという感覚で良いのかな? だとするなら、三輪円のモニター枠は甲斐に移っていると考えて良いね。
 
でもそこで新たな疑問が生じる。
そこまでアプリに意思が入っているなら、それほどの技術が必要になってくるし(以前から言っているけど)、二宮だけ特別扱いにされている点が分からない。恐らくそこがドラマの最大となる本筋となると思うけど、果たしてこれだけの謎が残されている中、どれだけ回収出来るのか。楽しみ。
 
※CODEの開発者である小嶋明日香が登場してきましたけど、恐らくは直接的な絡みはないと思う。というより、今のCODEの実情について彼女はあまり知らなさそう。幽霊社員になっているらしいし、市川省吾とも関わりがあるのでは? と思う。私の考察は見事に外していますけど、市川省吾は何らかの陰謀を持っているに違いないし、三宅咲もなんだかんだ言って怪しい。わざわざ場所を変えてまで明日香に会いに行っているけど、あれは演技なのではないかと個人的に思ってる。
 

まとめ

第6話はこんな感じ。俯瞰するとあまり本筋は動いてないし、今回は掘り下げだけで進めたからサスペンスものとしてはあまり面白くなかったです。群像劇としては面白かったけど。
ではまた。