私が個人的に気になっていたドラマの一つがまた始まりました。

このドラマ、『silent』の脚本家が新人脚本家で流行ったこともあり、恐らくその効果を狙って今回も新人脚本家を起用したと思います。まあ、早い話は『silent』効果で勢いつけて日テレドラマに勝とうとする手段ですね。分かりやすい。

 

 

 

全体的な感想

全体的な感想としては、王道系恋愛ドラマって感じ。何か特殊な感じはあまりなく、かと言って王道過ぎる訳もなく。
登場人物たちの台詞が今の若者っぽい台詞ばかりで、若者受けを狙っているんだなっていかに画面を見てて分かりました。
 
『真夏のシンデレラ』、当初予告編を見ててもあまりパッとした印象はなく、視聴率も普通かなー? って思っていたんですけど、蓋を開けてみたら案外行けるかもね。夏っぽさ全開だし、王道系恋愛ドラマらしさ全開だし、視聴率は安定的に狙えそう。普通に流行りそう。
 
内容は群像劇というわけで、八人の登場人物たちが気持ちを交わしていました。最初は登場人物の自己紹介ってことで、公式サイトに掲載されていた相関図通りに動いた感じかな? ここからどう気持ちを交わさせていくのか楽しみです。
 
 

キャラ考察

群像劇というわけでキャラ考察をしていきたいと思います。やっぱね、群像劇はキャラが立っていないとダメです。キャラが立っていないと群像劇は成り立たんし、物語が無味無臭になってしまう、というのが私の創作論。
 
まず主人公の蒼井夏海。第一印象としては、お人好しでお節介な人物。地元をこよなく愛していて、地元を悪くしようとする人に対しては、どんな相手だろうと強気でいるキャラ。好感度として爆上がりだと思います。
 
ほい。次は水島健人。この人の場合、金持ちの坊ちゃんという設定だけど、責任が強くて健気な人物。健気な人物だからこそ、恋愛にも純粋で、好きな人には真っ直ぐと当たる人物。ただ、責任感が強いが故に肩をすくめてしまうという欠点もある。恐らくこの欠点がドラマにおいて今後を左右するかも……?
 
その水島の友人、佐々木修と山内守。佐々木は臨床研修医で羽振り方を見ていると、一族医者で金持ちの家で育った感じがするね。だからか、所々世間知らずなところが出ているし、他の登場人物からは少し嫌われているし。一度しか会わないだろうな、と思った人物にはあまりぐいぐいといかず、普段でもサバサバしていそう。ただ、お見合いシーンだと一人で突っ込んでいるところがあるから、今後のドラマで恐らく彼はツンデレキャラになりそう。(小並感)
山内はよく分からん。表向き明るくしていそうだけど、あれは何か裏で隠していそうだなって思ったんだけど、そうでもないし、早い話、無味無臭であまり特色の無い人物。ま、これからどんどんと特徴のある人物だと思うので、そこに期待。
 
次に主人公の周りの人達。
滝川愛梨は陽気で男女の出会いを求めている、今風の若者って感じ。面食いなキャラだとは思うけど、実際はしっかりと性格も見てそう。
小椋理沙はあんまりピンと来なかった。バツイチでシングルマザーで、現在春樹の親権を巡って争っていることは分かる。でも他に何か特徴があるかと思うかと言っても、あまりピンと来なかったかな。この人物もまたドラマを通してキャラが分かってきそうだし、命の恩人である早川宗佑と巡って心境が明らかになりそう。(ちなみに早川宗佑もあまりピンとこなかったし、ただ若干扱いに小難しそうなキャラかなってことぐらいは分かった)
蒼井亮と海斗はカット。全無視でお願いします。
 
牧野匠は蒼井夏海の幼馴染みで、仕事もしっかりと熟す真面目な性格。以上。
長谷川佳奈は一瞬の登場だったので無視。
 
 

まとめ

第1話の感想はこんな感じ。初回特別放送枠を使ったとしても、キャラがあまりピンとこなかったのが3人いることに驚いてます。まあ、そのうちドラマの展開で明らかになってくるでしょうね。
この流れは確実に視聴率は取れると思うし、新鮮味がある王道系恋愛ドラマは八割方流行ると(個人的に)思います。