7月です。梅雨が明けてないのに30度を超える暑さなのは異常です。
それはさておき。私の大好きなドラマがTVerで配信してくれたので、今回から感想記事を出したいと思います。
と言っても、配信が決まった時の情報を見て、つい画面を叩き割ろうとしたのは内緒。
(訳:その前にUーNEXTにお金を払ったが為にそのお金がドブに沈みました。ちくしょー……)
全体的な感想。
本筋は進まないけど、最終局面に入ると本筋にガッツリと入っていくパターンだろうね。これは視聴率を確保しやすい。
そうしたら、その方策を採ると話の内容によっては視聴率を確保しにくい場合もあるんだけど、このドラマの場合は本筋をやらなくても充分に面白いです。はい。
それで、初回なのでキャラ分析から早速切り込みたいと思います。
まず、主人公の嶋田隆平警部補。彼は元警視庁捜査一課の刑事。本庁時代はかなりの切れ者で実力者であることが窺えたんだけど、果たして地方の学校が志願したスクールポリス制度に自ら参加したのか。恐らくここが本筋になると思うし、ドラマの最大の論点でもある「学校に警察はいるのか?」という論点にも繋がってくると思います。で、彼の性格はザ・刑事って感じ。正義は正義、悪は悪って感じで、犯罪者には容赦しないというところがいかに警察官らしさがあります。
そして、主に舞台となるのが赤嶺中学校の3年1組。そのクラスの担任をしているのが浅村涼子先生。彼女は生徒想いで優しい教師だなって最初は感じていたんだけど、3年1組の授業態度を見ている限り、まともに学級経営をしていない典型的なダメ教師っぽいね。けど、彼女の嶋田に対する強気な態度が今後のドラマのターニングポイントになってくると思うし、キャラ成長が見込める登場人物だと思います。
全話通じて出てくる登場人物の分析はこのぐらい。第1話に出てきた生徒・教師を次は見ていきます。
三村翔子。彼女の性格はあまり分析出来なかったんだけど、彼女に恨みを持たれたら終わると思います。切り込みが浅かったから、彼女が”ブルーナイト”になったきっかけはあまり感情移入出来なかったし、ムシャクシャして人をどん底に陥れるような性格であるならば、世間の中学生とほぼ変わりは無いと思います。
一ノ瀬先生。彼は典型的な気弱な教師でかつ、どんな手段を用いてでも生徒を尻に敷いてやりたいと思うダメな教師。実際、真田を兄と比較して彼をマイナスな感情に陥れようとしたし。それで、JKコスプレをする女性を見るという性癖を持っているからか、ほんとにダメだなぁって思う。まあ、早いところ言わせてみればネタキャラですね。
真田についてはほぼ深入りが無かったのでカットします。感情移入ゼロです。
物語に関してなんだけど、ドラマで最大となる論点「学校に警察はいるのか?」というものを示した物語かなって。その論点に基づいて、物語は結構巧妙に作られているし、生徒側も教師側も作られていて良かった。あと、マスコミ側もね。