ゼロワンについては当時リアタイしていたので見ていましたので、何となく登場人物はなるほど程度で思い出していました。

感想を先に述べます。

 

展開「は」凄く面白い。

 

 

 

 

 

 

 

 

※ネタバレ注意

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・良いところ

・エス

彼、何の目的があって世界同時テロを起こしているんだろうなって思ったんですけど、まさかの婚約者のためだとは。

 

 

 

 

 

つまり、「愛」のために、テロを起こした。

 

 

「愛」が故に彼は身をナノマシンに代えてまで楽園を創りたかった。

 

 

 

まあ、一人の男のためにここまで壮大な出来事を起こしているので、同情の余地は認められないと思いますが。

(ここ、後で記述します)

・「仮面ライダー」とは?

ここの定義が良かった。

本作品では「笑顔」関連の言葉がズラッと出てきて、ああなるほどなって分かる。

 

 

 

 

 

 

 

「仮面ライダー」とは、人々の笑顔を守るため。

 

 

 

 

 

 

 

 

そういうことかな。

主人公らしい理由っちゃ理由だし、他の登場人物たちもそれに沿っているので、らしいっちゃらしいと言える。

・メッセージ性

多分、本作品は「諦めるな!」ということを伝えたかったと思います。

・・・・・・以上です。

・気になるところ

気になるところが多すぎて抜粋します。

・エス

彼、本当にそれが理由で世界を滅ぼしたかったの??

 

 

 

 

 

 

 

そんな理由で世界を滅ぼしたら、人としてあり得ないよ??

 

 

 

 

 

 

あ、彼、人じゃないんだった。

 

 

 

 

だけどさ、だからってなんでそんな理由で世界を滅ぼそうとするわけ??

 

 

 

 

 

え??

 

 

 

 

 

あと、エス関連で言うと。

終盤でエスを主人公たちが助けていくシーンがあるけどさ。

 

 

 

 

 

 

なんで悪役を主人公たちが助けて、それで反省した気持ちにさせているの??

 

 

 

 

 

え??

 

 

 

 

 

だって、一度世界を滅ぼそうとした相手だよ??

 

 

 

 

身勝手な理由で。

 

 

 

 

そんな人に、情状酌量の余地なんてあるわけ・・・・・・。

 

 

 

 

・2代目イズ

2代目イズの心情が雑。

 

 

 

どういうことかって言うと。

 

 

 

 

 

 

言われた通りにやる←大体のAIと同じ

滅に「それでいいのか?」と声を掛けられるが何も心境なし

だけどやっぱり社長(雇い主)のことが気になる

ゼアに聞いてみる

初代イズにより心が蘇る

 

 

 

 

 

こんな感じ??

あまりにもちょっとなぁ・・・・・・。これで感動的なシーンが得られるかって言うと、少し足りない気がする。

私(筆者)だったら、主人公以外の登場人物に「以前の私だったらどうしていたの?」とイズの行動を生ませて、それで主人公関係者から少しずつ集めた情報をもとにゼアに聞いて昔の心を取り戻す。

 

 

こういう過程の方が良いかもなぁって思った。素直に思えば。

 

 

 

 

 

初代イズが出てくるなんてさ、ズルじゃない?

 

 

 

 

 

それですぐに心が蘇るんだよ??

 

 

 

・箸休めがない問題

本作品、ずっと戦いのシーンばかりなので箸休めが全然ありませんでした。

(特撮作品だとは言え、箸休めがないのは少し問題です)

 

 

 

というか、箸休めがあってもそこは物語の本筋に関わる重要なシーンばかりだし、箸休めがないんだよね。

 

 

 

唯一あったとするなら、野立万亀男が尋問されるシーンぐらいかなって。

 

 

 

あそこは誰でも笑うシーンでもあるのかなーって。

 

 

 

・・・・・・でも、箸休めがないのも無理はないか。

 

 

 

だって、この作品、ずーっと物語の本筋ばっかりを進めているんだもん。

 

 

 

どこにも寄り道なんて存在してないもん。

 

 

 

そりゃあないよね。

 

 

 

私でも箸休めシーンをどこに置くか分かりませんでした。

 

 

 

・まとめ

世間では「最高傑作だ!」と言われていますが、私としては「?」です。

素直に言えば。

(これ・・・・・・、セイバーとゼロワンを別々の時間に分けて上映すれば良かったんじゃないか・・・・・・?)

そう思った作品でした。