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場所:ブランシュたかやまスキーリゾート
朝の気温:-6℃
天気:雪
雪質:超圧雪
道路への積雪:ある
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ここ最近、毎回‐6℃って書いてるけど、実際に温度計がそうなのだから仕方ない。
ただここは山麓と山頂部が離れていて、山頂付近は-10℃です。
斑尾高原というか、日本海側が凄まじい豪雪ゆえにカービングしたくて南方向に退避しました。
調べたところ、何とも興味をそそられるゲレンデを発見。
スキー専用ゲレンデです。
そして売りがSolidSnow
「〇〇スノー」って安比のアスピリンスノーが有名ですけど、他のゲレンデでも各々がオリジナルの〇〇スノーとか〇〇パウダー等をアピールしています。
大体どこもパウダーをウリにしてるんですよね。ちなみに斑尾はMADAPOWです。
それに対してここはキッチリ圧雪されたバーンをウリにしています。ゆえのSolid。
以下は公式からの引用
Solid(ソリッド)は本来「固体」を意味する単語ですが、日常的には「しっかりしている」「頑丈・丈夫」を意味する事もあれば、「とても良い」や「素晴らしい」の意味として使われる事もあります。
これらを踏まえ、乾いた空気とこの地域特有の寒冷な気候、最新の環境配慮型 *1 の降雪機材で創り出す良質な人工雪。その雪を熟練したオペレーターがグルーミングし、“キュッ”と引き締まったピステを 『 ソリッドスノー ® 』 と名付けました。
初心者から上級者まで、全てのスキーヤーにとって滑りやすく最適化したこの雪「 SolidSnow 」は、パウダースノー の対極の言葉であり、良質な人工雪による 《 誰もが気持ちよく上手に滑れる 》 理想的な雪質を表します。
つまりカービングのためのゲレンデということです。
また、このゲレンデだけではないのですが、この近辺のゲレンデは晴天率80%以上だそうです。
まぁ雪だったんですけどね。20%かぁ
人工雪を使っているとのことですが、広島のICSとは比べるまでもないです。
何ら違和感なく滑れます。
雪でコースに積もった分と、その下の圧雪されたバーンで滑りの感覚に違いはありませんでした。
コースマップを見るとすごく狭く感じるのですけど、実際には結構広めのゲレンデです。
第二駐車場より上側が通常のゲレンデです。
レストハウス「バウム」から下側は超緩斜面の初心者用です。
第一ペアリフトは速度が遅くて距離も長く時間がかかるため、第二駐車場をお勧めします。
泊まる場合は第一駐車場の目の前のペンションが徒歩でアクセス出来て便利そうです。
コースは9番が未圧雪コースで、6番の端がモーグルコースになっていて、その他はキッチリとした圧雪バーンです。
特に7番と8番は上級コースですけど綺麗な一枚バーンなため、カービングに向いています。
上級も中級も、何なら初級もとても気持ちよく滑れてすごく良いゲレンデです。
ただゲレンデ構造的な問題もあります。
早いリフトは第一クワッドのみなので、これを中心に回りたいのですが、
7番と8番以外のコースを滑ると平地をスケートしてクワッドに戻ることになります。
今回は平日だったので満足するまで好き放題滑れましたが、休日の混み具合は気になる所ですね。