こんにちは6月 そして さようなら5月 | 風呂具

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たわしは外道

~月界~


5月31日午後11時30分 月の御殿では月の受け渡しの儀式が行われていた。



六月 「五月様のやりのこしたことは六月めが必ずやりとおしてみせますのでどうか心配なさらず成仏してください。」


五月「悪いのう、六月にはこれから一ヶ月間苦労かけることになってしまいそうじゃ。では引継ぎの儀式をやろうかの」



そういうと五月は自分がかぶっていた「月当番」と書かれたハチマキを六月の頭に巻いてやろうと腕をのばした。





???「小芝居はやめろっぉぉぉぉ!、ハチマキはもらったぁぁ!!!」


声が聞こえたと同時にハチマキは五月の手から消えうせていた。





六月「貴様ッ!!何やつ!!どうやってここにはいった!!ハチマキを返せ!!」



???「返せといわれて返す月がいると思うか!?このとんだ新参者が。月を迎えるのは初めてか?小僧。」



五月「ま、まさか・・・お前は七月ッ!!なぜここにいるんじゃ!まだお前の月には一ヶ月早いではないか。」




七月「久しぶりだな、老いぼれじいさんよぉ。確かに俺の月はまだこねえ。だがどうも気が早くてよぉ、我慢できねえんだ。前に自分の月を経験したのは11ヶ月前なんだぜ、あの感覚が懐かしいんだ、グヒョヒョ」





五月「ま、まあ少し落ち着くんじゃ・・・こんなことする意味はない・・・後一ヶ月の辛抱じゃろう?」




七月「うるせえ・・・・・俺の体は・・・・・・もう限界なんだ。体が月を欲しているんだよおおおお!!!俺の体がどんな状態になってるかみせてやる!!!!」




そう言うと七月は自分の体を明かりの下にさらした。


彼の体中にはセミの幼虫がまとわりつきカブトムシやクワガタが、彼の口から出る蜜をいまにも吸わんとしていた。



七月「う、、生まれるっううううう!!!セミちゃん生まれちゃうよおおお!!!!!!!!!」




五月「これは・・月の禁断症状!!! 前味わった自分の月体験が楽しいほど発症するという・・・」



六月「そういえば七月のやろう去年はずいぶん日焼けしてましたし、遊びまくったんじゃないでしょうか」



五月「やはり・・そうじゃったか・・・くそうどうすれば・・・・ぐぬぬ」


七月の精神状態は崩壊し、もはや月の姿を失いつつあった。


七月「あーもうダメダ・・・くそが・・・ケチャップくいてえよお母さん・・・・マスタードうますぎワロタwww」



五月「我を忘れているようじゃな、このままでは七月は怪物の姿になってしまうじゃろう。だが、とりあえず次の月までもう時間がない。六月よ!!急いで月を引き継ぐのじゃ!!七月はなんとかわしが食い止める!!」



六月「しかし・・・・五月様が・・・」



五月は微笑を浮かべながらいった

「わしのことは気にするな、いくのじゃ」



六月「・・・はい」


六月は七月の足元にあったハチマキを急いで拾い上げるとそれを自分の頭にまき、引継ぎの儀式を始めた。


五月「これで・・いいんじゃ」


五月は六月が無事に儀式を終え、眠りについたのを見届けると、七月に向き合って言った。



「わしの人生は長かった、だが私一生かけて編み出した呪文を試すときがまさか死ぬ直前だなんて思わなかったよ」


「じゃあな七月、地獄で会おうか」



そう言うと五月は七月を指差し一言





「May」


と言った。












6月1日00時00分


六月がおきると七月と五月の姿はもうそこにはなかった。




六月「なんとか間に合ったみたいだ。七月と五月様は成仏したようだな」




六月「五月様と七月がしんだ・・・・・・・・クク・・・クフフ・・・フフ・・・・・・・・・・・・・・・・アーーーーハッハッハッハ!!!!!!ハハハハハハッ!!!

これで、五月と七月は俺のものだ!!!俺が全月を制覇してやる!!!!!俺は神だ!!!!!!」









~年界~


2011「今年の6月は元気がいいなあ。平成さん、どう思います?」


平成「いいじゃないか、好きにさせてみよう。ハハハ」
















こうして人間界に6月1日がやってきた