今日は朝からテレビばかり見ている。
たまたまラッキーなことに休みだったのでちょうどよい。
つい2時間ほど前、オバマ大統領が正式に就任した。
ずっと待ちに待ったこの日。
ワシントンDCはとても寒い朝だったらしいのだが、多くの人が集まりオバマ大統領の就任をお祝いしていた。この歴史的瞬間に立ち会えた人たちはとても幸せなことだ。休みなのだからあたしも行きたかった!
本当にオバマ大統領はかっこよい。
かっこよさというのはうわべだけで言っているのではなく、彼の内面からでてくる自信と大統領としての重要な役目を受ける決意からでてきているものだと思う。
オバマ大統領は今までに多くの感動的なスピーチを残してきたけれど、今日のスピーチもすばらしかった。
アメリカはもともと移民で出来た国。でもこの国の歴史において、一部の権力のあるものによってアメリカ人=白人に限られてしまっていた。でも現実はそうではない。アメリカとは多くの人種・民族・宗教をもった人々が支えてできた国であり、その人々たちの苦労なしではアメリカの成功はなかったはずだ。オバマ大統領のスピーチはそんなことを改めて考えさせるもの。
”The time has come to reaffirm our enduring spirit; to choose our better
history; to carry forward that precious gift, that noble idea, passed
on from generation to generation: the God-given promise that all are
equal, all are free and all deserve a chance to pursue their full
measure of happiness.”
”神が約束したすべての者が平等で、自由で、すべての者が一杯の幸せを求める機会を与えられているのだ”、と言う言葉は本当に彼が言うと説得力がある。
”This is the meaning of our liberty and our creed — why men and women
and children of every race and every faith can join in celebration
across this magnificent mall, and why a man whose father less than
sixty years ago might not have been served at a local restaurant can
now stand before you to take a most sacred oath.
”
そしてこれも彼だからこそ説得力をもって人々に言えること。
”自由とアメリカの信念があるからこそ、つい60年前レストランで(差別のために)サービスを受けられなかった者の息子が、今ここにあなたたちの前に立って最も神聖な誓約を誓うことができるのだ”
うちの旦那もよく言うし、テレビでインタビューを受けるAfrican Americanの人たちもよく言うせりふが: ”この人生でAfrican Americanの大統領をこの目で見れるとは思わなかった。”
今までの歴史を考えるとオバマ大統領を目にするというのは本当に意義があること。将来African Americanのハーフの子どもを授かる(予定)だろう自分にとって、この日の意義を忘れないことはとっても大事なことでもある。もし子どもを授かったら、日本人としてのプライドを教えていくのはもちろんだが、African Americanとしてのプライドや歴史、そして意義を教えていく義務があたしにもある。だから今日のこの日の感動をしっかり胸に刻んでいきたい。
テレビで、あるリポーターがアトランタの中学校で中継をしていた。その学校のAfrican Americanの生徒がインタビューをうけていた。その12歳ぐらいの男の子が”オバマ大統領の誕生にどんな意味があると思う?”と聞かれて、こんなことを言っていた。
”これから人々がAfrican Americanを見て(第一印象が)、’犯罪者’だ、と思うのではなく、’大統領・医者・弁護士だ’と思うようになる。僕も次の大統領になりたい。”
う~ん、これはとても深い言葉。
オバマ大統領をきっかけに、自分の子どもたちの時代が少しでも明るくなるように祈る。