お気に入りのニット、見せて!

 

 嫌です。

 

 ニットといえば、その網目模様が暗号になっているという話を最近読みました。

 戦争中編み物をして周囲を伺いその情報を編み目に織り込んでいたのだそう。

 すげえ話だな・・・・SFかよ・・・・

 映画になりそうですね。

 

 編み物といえばうちの母は機械編みをやってました。

 が、その完成品を着た覚えはないな‥‥

 あの時作ってた服はいったいどこへ。売ってたのか?

 母が自分で着てるのは見たことあるけどな。

 あと「人のため」になら色々作ってたっけ。

 

 編み物じゃなければ、母が作った服を着てたことはあって、確か5歳くらいの時なんだけど遠方の親戚の家へ家族で出かける時に妹とおそろいのムームー風ワンピースを作ってくれた。

 「親戚の家に行く」から作ってくれたのかなぁ。

 

 

 祖父は手先が器用で、木刀や木彫りの少女像を自分で彫っちゃうし小舟で釣りに海に出ちゃうし狩猟免許もってて狩りもやっちゃう当時珍しい国鉄職員という高給取りだったけどどうしようもない道楽者で家族にはお金はかけないのに兄(祖父は養子のため義兄)家族には色々貢いでるという人だったようです。

 家にお金が入ってこないため祖母(お嬢様だったらしいけど)は自分で畑を耕し服を繕いできる限り保存食をこしらえて夫の義姉たちのイビリに耐えながら4人の子供を育ててきた人。

 母は手先の器用さを受け継いで、祖父と似たタイプの男(父)と結婚してしまったんだなーなどと思います。

 

 自分が見て来た家族の像がなじみ深く、対応に慣れてることが、「繰り返し」を産む。

 繰り返しの中で変質したり劣化したり、気が付いたり抗ったり。

 私は抗うだけしかできなかった。改善まで行かなかった。

 

 一度編んだセーターをほぐして、新しいセーターに編みなおすことができるように、自分をほぐして新しく作り直したい。

 その作業をずっとしている。

 セーターだった私が鍋つかみになったって構わないしな。 

 家族を持たない生き方でも問題ない。

 

 好きに編み上げてこ。

 

 

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