相変わらず収集癖は治っていない
まぁ治すつもりもない
そもそも欲しいモノを我慢するのがイヤだから、人より稼いで欲しいモノは片っ端から買えるようになろうと思ったのだった
ギターなんかプロが羨むようなコレクションだったし
(タイで社員旅行の宴会のかくし芸で400人の行員の前でバンドをやったとき使ったアクリル(透明)ギターは、生演奏に来てたプロに、「これどこで買ったの?売ってくれない?」って言われたしw、地元のプロミュージシャンからは、あのギターは売るなよ!って言われてる)
テュッシュケースくらいに収まる時計の総額はポルシェが買えるくらいだった
まぁ全部病気をしてから生活費になっちゃったけどw
そのときの教訓は、ロレックスが一番換金率が高いということ
まぁ買ったときは売るつもりなんかなかったんだけど、時計の最高峰パテックフィリップ(ロレックスは高級時計の入口でしかない)は超買いたたかれる
最近ではバックパック
ここ20年ほどは5代くらい大学のロゴ入りバッグをずっと使っていた
いつの間にか仕事もバックパックで行くようになった
丸の内ではありえないけどw
なんとなく気分で革のバックパックにした
梅雨のことを考えて布も買おうと思った
帯に短し襷に長し
どんどん増えた
今はいくつあるかわからない
結局大学のが一番使い勝手がいいのだが
通院用のは夏の荷物が少ないときは大学のと同じアンダーアーマー
冬はダウンの装備があるのでいっぱい入るカンゴール(中高生が使うようなやつ)
仕事用にはアークテリクス(一応言っとくとテにアクセントね)
使い勝手はそんなによくないけどミーハーだから
と、ここまでは前置き
今日の本題は時計
半澤直樹だった頃の部下たちとは今でも何かにつけて付き合いがあるのだけれど
その一人は当時ボクの時計学の弟子だったので
今も「こんな時計買いたいんだけどどう思います?」と聞いてくる
銀行を辞めてからめんどくさいからGショックでいいや(途中でアップルウォッチにも行ったけど)と思っていたが
ちょっと買う気になった
機械式時計のスィープ運針(カチッカチと動くんじゃなくてスーって動くやつ)はずっと見ていられる
で、時計ってすっごく高くなってんのね
当時100万円しなかってバカスカ衝動買いできたのが軒並み100万超えてんのね
幸い最近のでカッコいいと思うのはないので(驚くほど欲しくない)つらさはなかった
同じ部下が、「サーフィンを始めようと思うのだけれど海が怖い」「サーフィン用にはどんな時計がいいですか?」
と相談してきた
「このセイコー5はどう思います?」
(ボクは海外向けのファイブのイメージなので)「やめろ、やめろ、そんなおもちゃみたいなの。セイコーなら最低でもプロスペックスにしとけ、知らんけど」
と返した
一応気になって調べたら、日本で売ってるファイブは結構高いのもあるのね
でプロスペックスでもファイブと同じ中身のやつあんのね
で、目に留まったのがあった
海へのあこがれはいくつになっても消えなくて
ちゃんと働いてた頃はでかめのダイバーはスーツと合わないので買っても結局使う機会が少なかった
今やリュックで出勤w
靴もビジネス靴の振りしたスニーカーw
へーきで半袖着るしw(半袖を着るのは非エリート職というウォール街ルールはもう忘れた。カジュアル、カジュアル)
でかめのダイバーでもいっかって思った
そして相変わらずの限定モノ好き
しかもマンタw
思えば25年前にGショックを始めたのもWCCSの限定のマンタだった
オレ、マンタ好きなの
海で実物は見たことないけど
この時計のダイアル(文字盤)にはマンタが描かれていて、その上に波の塗装が施されている
海の上からマンタを眺めているような図柄(メーカーのページではマンタが上を見上げた景色って書いてあったけど、それならマンタの絵があるのはおかしいと思うわけで)
お値段お手頃、これなら躊躇はいらない
もちろん地元の時計屋に実機はない(に決まってるから調べてもいない)
限定だから転売ヤーの出品ばかりヒットする
しょーがないからアメリカアマゾンで見つけて買う
運が悪いことに複数のモデルが出ている
丸っこいデザインのタートル
直線的なデザインのサムライ
甲乙つけがたい
こういうときどっちか一つに選ぶのがやだから今まで稼いできたのだけれど
もう稼ぎがない....
でもまぁ安いしいいか
両方買っちゃうか
そしてよくよく見ると、ブレスレットモデルとシリコンバンドモデルでは色も若干違う、マンタの図柄も違う
ブレスレットモデルは明るい夏の海っぽい
タートルモデルだとマンタは4匹
サムライモデルは3匹
マンタの印影は濃く出ている
シリコンモデルは暗めの冬の海っぽい
タートルもサムライもマンタは3匹
マンタの印影は薄い
つまり目立たない
さすがにシリコンは仕事では使いたくない(それならGショックでいい)
メタルバンドに交換
これなら還暦おやじがスーツに来てても変じゃないな(と思うので来週若いのと飯食うときにチェック)
紺なら冬でも使えるか、マンタはほとんど見えないし(スマホ画面は拡大してマンタに見えたけど、実機のそれは老眼にはシミに見える)
都合ブレスレットのサムライ以外の3つを買った
いろいろ見ているうちに、その前の年の限定モデルは波とホオジロザメがモチーフってのが出てきて
サムライが一個少ないからサムライを買う
思ってたのと違う青で残念
このブレスをシリコンマンタのサムライと交換
サメは夏のカジュアル用に使おう
そして今迷ってるのが今年の限定モデル
まだ定価で出てる
だけどPADIとのコラボだからさすがにダイビングをしないボクは気が引ける
気圧の変化で歯の詰め物のところが痛くなるのが怖くてダイビングは避けて来た
海の中から上を見上げたときの水面がモチーフ
図柄はいいんだけど、光の加減で色が変わるようなヤツは写真と実物の色味が結構違うことがある
サメみたいに
そもそも写真での色は第一希望の青ではない
今月発売なのでまだ動画をアップしている人を1人しか見つけられなかった
どーしよっかなー
どーせ出掛ける頻度は激減してるから使い分けこなせることはない
明るい青を夏、紺を冬
これで事足りる
収集癖的に買っちゃうかっつー話
特に、ときどき出てくる(ベースの)エントリーモデルって表記が気に食わない
PADIには一個上のモデルもある
値段は倍だけど2個買ったと思えばいいか
うーーーん....
背中を押してくれる人募集中な気がする
でも色がなぁ....
あ、わかった
マンタの冬の海の色ってのはパテックのノーチラスの青だ
ノーチラスを買うときは苦労したんだったなぁ
あのとき大金持ちのパワーの凄さを実感したんだ
普通に探しても見つからないんで大金持ちに頼んだらすぐ見つかった
大金持ちに恩売っておいてよかった