社会の頻出問題
今月の月例テストでも出題された
ちょっと考えれば(つーか考えずに)できるはずの問題
経線は15度間隔で引かれている
Aの都市が1/1の午前10時のとき
B、Cは何日の何時か?
360/15=24
つまり経線1本が1時間
だから上の問題は幼稚園児でもできる算数のようなもの
右(東)に行くと時間が進む
左(西)に行くと戻る
日付変更線に注意
中学生で知っておくべきはこれだけ
3秒で確実に得点できる問題なはず
この問題は夏にも冬にもやって、解説もしたつもりだったのだけれど
この問題ができないってどういうことだ?
手も足も出なくて空欄の子までいる
日本の位置(東京の位置)、赤道の位置(各大陸のどこに赤道があるか)、子午線と日付変更線、アメリカの西経100度(もちろんプレーリーとグレートプレーンズの境界で同じような場所だけれど気候、植生が変わるからという意味で知っておくべきところ)
これだけは最低限頭に入れておくように、何度も教えたはずなんだけど
問題に経度(線)が書いてあるのなんて超簡単問題なはず
経度を自分で出して、例えば
地図なしに、東京が1/1午前10時のとき、ヒューストンは何日の何時か?って文章問題だと、
(それでも最低限覚えておくべき知識だけで答にたどり着ける)
東京が東経140度ということを知らないといけないし
ヒューストンが西経100度(そもそもアメリカのテキサス州にあるということも知らないといけないし。もちろん教えたけど)ということを知らないといけない
そして240度の違いということは(240÷15で)16時間の差があるということ
日本より16時間遅い(実際は日本の標準時間は明石の135度、ヒューストンの時間帯の標準線が少し東なので15時間の時差だけど)
という問題ならどこかで躓くのもわかる
難易度は格段に高くなる
経線がご丁寧に24本書いてあって、解けないのはもう敵前逃亡としか思えない
最初から諦めてるだろ
俺、3回教えたよ?
それでも足りないって言われても、じゃぁどうしたらいいんだよ?というのが正直な気持ち
なぜこんな簡単な問題が解けないのかがわからない
ボクの解説の仕方のどこが悪いのか?
なんつーか、こっちが教えたつもりでも相手が教わってなければそれはやったことにならないとは言え
教わる気がない子に教えてもそりゃぁ覚えやしないってもん
おもしろい!もっと知りたい!とまで子供に思わせられなかった俺の負けっちゃぁ負け
(でもそれってファーストクラスサービスであって、エコノミークラスの値段ではそこまではいくらなんでも無理だわ)
なんというか、自分の不甲斐なさを痛感する
ところで、子午線はなぜ子午線というのかという長年の謎が最近解けた
まぁ薄々予想はしていたのだけれど、最近還暦のTシャツを作っていて干支を調べて知った
子(ねずみ)が北で
午(うま)が南だから
まぁそりゃそうだろうな