今クールのドラマで今のところ参考になると思うのは女王の教室

北川景子はもっとクールな役のほうがいいのに

山田裕貴がインテリ役は似合わない

というのはさておき

 

論点は二つ

まず、ゴールをどこに置くか 法律家になってからのことまで標榜するか、試験に受かることにひたすらフォーカスするか

次に、目標達成に対するシビアさ

 

おそらくドラマは結局北川景子が正しい(だって主人公だもん)方向に行くんだろうけど

だからスタートは北川景子が間違っている風に描かれている

 

ありがち

 

長期ビジョンを進めようとすると理想論を語るお花畑脳に見えてしまいがちだと思う

一方で短期視点だとフォーカスはしやすい

 

試験に合格する最短距離を走りたい

試験に関係ないことは徹底的に排除したい

 

受かりたい気持ちはわかる

わかるんだが、じゃぁ逆にそんな道を辿ってきた弁護士に依頼したいかというと

 

イヤでしょw

 

たかが試験でひぃひぃ言ってやっとこさ受かった人なんて危なっかしくてオレは絶対依頼しない

法曹界が判例主義だから如何に数多くの判例を記憶しているかが重要なファクターであるのは間違いない

でもドラマで描かれているような予備校的アプローチや成績優秀な学生役の南沙良(成績優秀なのになんで底辺ロースクールなのさ?)のような考え方の人は、いざ司法試験に受かってからどうするつもりなのか?

受かったら終わりではない

そこがスタートなはずなのに

 

意欲は必要で大事な要素だと思う

しかし能力も同時に必要

 

山田裕貴もドラマ中で言っていたのだけれど、「もっと早く諦めればよかったのに」

底辺ロースクールになんか行く人は、やる気になるのが遅すぎだと思う

しまじろうのときからちゃんとやってれば、大学院にまでなって、一生懸命詰め込み教育を受けなくて済んだはずだ

(だから南沙良の役の人嫌い)

 

そんな教育を受けた人たちが

 

理屈と現実は違うとか平気で言ってのける

 

理屈があって、その延長線上に現実があるのだ

 

理想論は痒いところに手が届かないとかいう書き込みをつい何日か前にも見た

 

それ、あんたの身体が硬いからだよ

 

理想論が間違っているわけではない

想像力に羽が生えていないあんたの準備不足