3連投のその2

 

効率的勉強法

 

効率性を考えるとき、2つの視点がある

① しなければならないことを如何に楽にするか

② 何をするか、しないか を判断して、必要なことだけをする 不必要なことはしない

 

1/3で書いた費用を減らすというのは①の視点

②の視点の効率化をするには、ゴールが決まっていなければならない

 

言ってみれば、目的地に早く着くためには

① スピードをあげる

② 近道を探す

の二つの観点があるということ

 

日本の教育では、②がイマイチ定まっていない

なぜなら目先のチェックポイントでしかないはずの受験をあたかもゴールのように思っているから

目先のことしか考えられないのは(そういう仕事を担当するのは)部下

経営者はもっと長期の視野を持たないといけない

ビジョンってやつ

そして健全な経営をするにはビジョンは部下とも共有する

 

親は目の前の受験が心配で心配でしょうがない

子供はなんでかわかんないけど受験しないといけないと思っている

思考停止だと、でもそれが当たり前なんでしょ?と抵抗感もない

 

で、受験終わったらどうすんの?

 次の受験をする

 

次の受験が終わったら?

 就職

 

その後は?

 幸せになる

 

どうなると幸せなの?

 さぁ?

 

幸せの定義がない

幸せは誰か他人が決めるものではなくて、ひとりひとりが自分で決めるもの(無差別曲線)

でも日本では誰かが決めた基準が神

 

別にそれでいいならいいんだけど、ボクはそんなのイヤ

 

英語に関して言えば、日本の教育では中高で6年間も勉強しているのに日本人は英語が苦手だという論調

それで4技能なんてことを言い出してる(教師のほうが対応できないから頓挫というコメディ)

 

まぁ一歩前進しているとは思うけれど

 

そんな方法論より、何のために勉強するのか?最終目標、長期ビジョンは何なのか?を考えたほうがいい

英語に関して言えば、なぜ英語を勉強するのか?

多くの人はどーせ外国人となんて接点なく一生を終える

しゃべれなくたって、聞けなくたって、読めれば十分 という割り切りはあっていい

長期ビジョンがあるならむしろそうすべき

無いから右往左往している

 

もっと掘り下げれば、なんで英語ができないかって

英語に限らず、日本は間違うと罰せられるから(笑われる)

間違うと授業で笑われる

塾のテストの点が悪いと怒られる

 

ボクは塾の宿題をやって来なくても、自分に返ってくることだから叱らない

まぁそれで痛い目を見ればいいと思っている 痛い目をみてからでもやり直せるから

 

宿題は全部正解するのにテストで点が取れない子がたくさんいる

目先の〇が欲しいから、宿題は正解を書き写しているだけなのだろう

 

授業では、友達の間違いを笑うなと教えている

授業で間違えて、それを悔しいと思って覚えればテストで間違えない

 

目的をはっきりすることが効率化の第一歩なわけ

 

言い換えれば、英語なんて卒業したら一生使わないという人にとってはテストの点が高いことだけが必要なのだから

テストの点だけを上げる勉強法だってある

この前は大学入試の模擬試験にお誂え向きの長文問題があったので、小学生に3つの単語の意味だけ教えたら

ちゃんと正解した

長文に何が書いてあるかなんて一個も理解せずに

 

それくらい目標設定というのはものすごく大事なのだ