3連投のその1

 

経営学的アプローチで勉強を教える方法を開発しようとしてて、それをユーリカ・メソッドと名付けたんだけど

要するに、人間は

 

得るもの(収入)が、投入する苦労(費用)より多ければ する、少なければ しない

収入 ‐ 費用 = 収益

収入は将来発生するので、予想通りにはならないかもしれない(ここで金融論が入ってくる。確率論と現在価値 リスク計算)

 

勉強とは何か?

収入側なのか費用側なのか?

 

勉強するといいことがある であれば、その人にとって勉強は収入側ということで

なんで勉強するのかわからないけれどしないと怒られるからやる であれば費用側ということになる

 

収入側だとすると、収益を増やすには収入は増やそうとする

つまりもっと勉強したいというベクトルに動く

一方の費用側だとすると、なるべくしたくないというベクトルに動く

目を盗んでサボろうとする

 

ということは、勉強すると何かいいことがあると思わせれば、ほっといても子供は勉強するはず

であるからして、親は勉強は楽しいものだという環境を作ればあとはほっといても勝手にやる

(経営学的に言えば上司と部下の関係性のコントロール)

 

まず、収入を増やすベクトル

 

3つの柱がある

 

1. ユーリカ!

なんだか知らないけれど、こうなんだって

ふーん....

「理由は聞くな! いいから覚えろ!」と言われて覚えたもの

それが実際の経験に当てはまったときに

そういうことか!

と感じるときって楽しいでしょ

これ、経営学的にはマーケティングの3つの壁って言って、認知の壁、自分事の壁、獲得の壁を越えないとモノは売れないというマーケティング理論

いいから覚えろ は認知

それが自分事になり、役に立てば獲得できたということ と解釈できる

 

2. ねぇねぇ、お母さん知ってる?!

子供は親が大好きだから親が知らないことを知るということは自慢になる

「おかあさん忙しいから」と親が逃げてはいけない

素直に「へぇお母さん知らなかったわ。すごいね!」と褒めてあげる

 

難しい理屈を親に突きつけると親もしんどいだろう

子供が知っていることを親が知らないというのはどうも受け入れられないという親も多いので

知らなくても抵抗がないネタを子供に提供して「お母さんに言ってみな。きっとびっくりするよ」と授業の帰り際に送り出す

それが世界ネタであり、ボクの競争優位である

 

3. できた!

ちょっと自信がないことを勇気を出してやってみたらできた

 

次に費用を減らすベクトル

 

1. 同類項・差分分析

同じものはまとめて考える

どこが違うかをはっきりさせて、そこに焦点をあてて考える

 

語源を知るアプローチは同類項

 

日本語と英語では音の数そのものが違う 日本語のほうが音が少ない は差分

だからカタカナでは表せない 日本語にない音を日本語にはない、新しく知る音として認識する

 

2. 原因分析

1をするためには5 whys(なぜを5回)が必要になる

 

3. ホームチームアドバンテージ記憶法

なぜを5回するとフックも増えてくる

2つの文字列

① ahjdkljdsaoiewqoklfgairpfdjkh

7番目の文字は何だった?

② abcdefghijklmnopqrstuvwxyz

7番目の文字は何だった?

 

①は覚えてない

②は覚えている

もともと知っているローマン・アルファベットの順だから

知っていることと紐づけすると記憶しやすい

 

日本語の歌と英語の歌では英語の歌の歌詞を覚えるほうが難しいと感じるのも同じ理由

予測できるだけのスキルがないのが原因