病院での週3の治療中、隣のベッドには普段の生活では絶対接点がないであろうおばさんが治療している
でこういっちゃなんだけど、なんというか何から何まで価値観が合わなそうな人
別に聞き耳を立ててる訳ではないのだが、声がでかいので聞こえてくる
今日はクリスマスケーキの話だった
なんでもおばさんの家庭ではホールケーキを買うそうなのだが、毎年息子(つっても40代と思われる)が全部自分の部屋に持ってってしまうんだとか
リビングで食べるとみんなに分けないといけないからなんだって
独り占めするためにわざわざよそに持って行くってw
犬かよ
と思った
そしてここからが本題
アタシはモンブランしか食べないんさ
モンブランが一番ンマイから
だって
そして閃いた
ボクは金融理論に基づいて、社会の豊かさとは選択肢の多さだと主張している
そしてその豊かさの利益を享受するには変化に対応、新しいものを受け入れる姿勢が必要になる
対して田舎の人はやたら変化を嫌がる
なぜなんだろうなぁと思ってたんだがおばさんを観察していて仮説を思いついた
自慢するわけでは決してないが、オレおいしいケーキいっぱい知ってる
世界中でいろんなケーキ食ってるもん
おばさんにとってはコージーコーナーのモンブランがご馳走なんだろうな
他においしいケーキなんて食べたことがないんだろうと予想できる
俺にとっておいしいケーキはたくさんのケーキが拮抗しているけれど
おばさんにとっては数少ない候補の中でモンブランがダントツなんだろう
拮抗して多くの選択肢があるのが当たり前という意識の人は新しいものに手を出すのに躊躇はない
おばさんにとっては数少ない成功以外の選択をするのは大冒険なのだろう
こういうメカニズムなんじゃないかなぁと考えながら観察していた
数少ない成功体験
成功と失敗の差が激しい
次はいつ買えるかわからない
こうやって育つのと
うなるほどの成功体験
成功ゾーンにいっくらでも選択肢がある
ダメだったら明日別の買えばいいや
と育つのは違うんだろう
気をつけてマーケット予測しよう
Stickyさが全然違うんだな