未来予測は一点買いではなくてレンジでするように説いているわけで、

せいぜい3つくらいのシナリオは作りましょうと

 

そして、それぞれ、ターミナルノードを認識して、こんなことが起ったらどうするとかこうするとかを事前に決めておくことが肝要であると言ってるわけです

 

つまり、今晩のことを当てはめると、↓こうなります

めんどくさいけど簡単なことです

やるかやらないかだけの違いなのです

戦略屋はまずこんな場合分けをちゃちゃっと20分くらいでエクセルで作っちゃいます

 

 

A 勝ったら日本の勝ち抜け

 [①JPN、②〔CRIが勝つ場合: 12点差以上で勝てばCRI、それ未満ならESP; GERが勝つ場合: 7点差以上ならGER、それ未満ならESP; 引き分けならESP]

B 負けたら終わり

 [①ESP、②CRI-GERの勝った方。引き分けならCRI]

C JPN-ESPが引き分けの場合 

 C‐a CRI-GERも引き分けなら日本の勝ち抜け(得失点差でCRIを上回る)

 [①ESP、②JPN]

 C‐b-i ドイツが1点差で勝つなら得失点差で並ぶのでドイツと同じ得点をすれば勝ち抜け(勝ち点、得失点差、得点数で並ぶ。直接対決で日本の勝ち。) 

 [①ESP、②JPN]

 C-b-ii ドイツが1点差で勝って、日本の得点がドイツの得点より少ないと勝ち点、得失点差でドイツと並び、得点数で負ける

 [①ESP、②GER]

 C‐c ドイツが2点差以上で勝ったら得失点差でドイツが上回る

 [①ESP、②GER]

 C-d コスタリカが勝ったら終わり(勝ち点で負ける)

 [①CRI、②ESP]

*タイブレーカー

勝ち点 > 得失点差 > 得点数 > 直接対決結果 > フェアプレー(要するにカードの枚数)

**ドイツの監督に記者が「8‐0で勝てるか?」と質問したのは、最悪、日本が1-0で勝ったとしてもドイツがスペインを上回って2位通過するのには7点必要だからだと思った

 

ちなみに、2006年のブラジル戦の玉田の先制ゴールがブラジルを起こしてしまったことを教訓に、とにかく粘る。先制点は後半終盤間近がいいと思ってます。

ドイツ戦も先制を許し、同点にしたのが後半30分。逆転は後半38分。それくらいならスペインの総攻撃にも耐えられるのではないかと。

もしくは、攻めてこないならノーガードの打ち合いでとにかく得点。

この見極めを最初の5分でする。