これは中3生のクラスで散々悩んだ
できる子に合わせるとできない子はちんぷんかんぷん
できない子に合わせるとできる子は退屈してしまう

本職の先生に聞いても、それ無理なんですよと

昨日の午後の生徒は3人
2人は英語で授業をする学校の5年、6年の兄妹
そしてもう1人は4月から国立附属中に進学する子

3人とも聡明なのは目を見ればわかる

附属に行く子も小学校時代長らく英語を習ってたそうで

まとめてやってみて
全部英語でいいよ 普段話すスピードでやっちゃってもついて来られると思うから大丈夫

大丈夫なんすか?
ということでさすがに附属の子には日本語も使って話した


目で話すタイプの美人
じっと目を反らさず無言でこっちを見てくる抵抗のスタイルw


さすがにレベルの差は歴然としているから、自信を失わないようにフォロー

まず笑わせる
これはいつでも効く


恒例の聞き分けクイーズ!
もちろんほとんどわからない

自分だけだから下向いちゃう

ここが俺の話術の見せ所

大丈夫だよってだけでは安心しない

そこで俺が使うのが自転車

全然わからないね〜
でもしょうがないんだよ
根気よく続けていけばあるとき突然できるようになるから

自転車通学するんでしょ?
初めて自転車乗るときってさ、すぐ乗れた?

乗れなかった

何回も転んだ?

転んだ

でどうやって乗れるようになったの?

何回も一生懸命練習したらあるとき突然乗れるようになった



ほーーーら!


それと同じだよ
なんでできるようなったかわからないよね?
急にできたでしょ?
不思議だよねぇ

一度乗れるようになったらさ、もう逆に転べないでしょw

あの兄妹もウンウンと援護射撃してくれる

センセーもそうだったんだよー(ウソ 覚えてない そもそも英語を一生懸命勉強したってのがウソなんだからw)

でも、これ言っておくのも大事
俺をロールモデルとしてみるようになる

わからないことがどう大丈夫かのイメージができたので、彼女の顔に笑顔が戻ってきた

あとは面白話をすればいいだけ

何だって簡単にすぐできるようにはならない

魔法はないんだよ

でも一度できるようになったら、そこからはかーんたん



さようなら〜楽しかった〜と喜んで帰って行った


俺は俺で先輩から試されてる訳で、1:1ばっかりじゃ効率が悪いからレベル違いをどうマネージするかを見られていたはず

附属の子のフォローを厚くしていたので合格

もともとこっちの塾は先輩の方針が浸透していてみんな元気に自分の意見を言う子が多い
それをat parで受け止めてあげてなぜを5回をやればいいので実にやり易い


そしてそして

夜はいつもの中3受験生


頭いい子の多くはすでに合格しているので残ってるのはおとなしい子ばかり


何言ってもシーン….
まぁ日曜日だし今日は勘弁してやる