受験の季節

ポツポツと合格発表がある

 

そのときの対応

1) 生徒同士で合否の話はしない

2) 普通に合否の話をする

 

日本では圧倒的に 1)の対応をするところが多いのだそうだ

マウント・妬み防止のために臭いものには蓋をする対応

 

さもありなん

 

こういう対処療法のバンドエイド好きだよね

根本治癒をしようとしないよね

 

なんで合否がマウント・妬み合戦になるのか?

その原因を無くせばいいのに

 

いや、受験を無くせって意味じゃなくて

 

オレはこの原因は、「みんな一緒」教育と「理由は聞くな!いいから覚えろ!」だと思っている

 

「みんな一緒」教育では、みんな平等(根拠なし)と教えているのに、

自分は受かって(落ちて)、あいつは落ちた(受かった)

威張り(妬み)

 

そして、みんな一緒じゃないとなると、誰の言うことを聞いたらいいの?となる

 

だから、「理由は聞くな!いいから覚えろ!」ではやっていけなくなる

 

人の決めたルールじゃなくて、自分はどう思うのか?が大切になってくる

 

すると人は人、自分は自分

 

人の合否は自分とは関係ない

自分との闘い

 

となるはずで、

そうするとマウント・妬みは解消するのではなかろうか?

 

そして、そもそも、「受験した、合格発表は既にあった」と知っているのに、合否については互いに触れない

それでお互いに平静を装う

 

別にいいんだけどw

日本人ってこれ慣れてるもんね

 

でもさ、噂で聞くんでしょ?

 

こういうのを金融論では不確実性って言うの

どうなるかわからないって意味なんだけど

 

不確実性ってコストなの

 

合格発表の前はそわそわするでしょ?そのそわそわがコストなわけ

発表があったのに、「あいつの結果はどうだったんだろう?」ってそわそわし続けるわけでしょ?

人づてに合否を聞いても、それって怪情報なわけでしょ?確定情報じゃないよね?

 

このそわそわって無駄じゃね?

 

そういうのに気を取られて自分の勉強がおろそかになるんじゃ本末転倒じゃね?

 

次に、黙ってなきゃいけないから

おおっぴらに喜べない

悲しめない

 

誰も大げさに褒めてくれない

 

やった甲斐が無いよね

 

この二つを解決するためには、適時開示が可能になることであって、

 

そのために必要なことは、他人と自分は違うのだと線を引くなわけ

 

株式市場の原則を当てはめるとこういう結論になる

 

ね?経済学・経営学ってビジネスだけじゃなくて、身近な生活にも使えるでしょ?

だって経済学・経営学ってのは、幸せになるために、限られた資源をどう配分したらいいかを考える学問であり、

その判断をどうやってしたらいいかを考える学問なんだから

 

生活で使えないわけないの

 

オレ、1日に35,000回使ってるもん