理系の頭のいいお友達にだけ
だってAWHに聞いても参考にならないし、そもそも無視されるの目に見えてるから
まぁAWHの友達なんていないけど
みんな続々と返事くれてます
頭のいい人って反応速いんだよね
++++++++++++++++
ご無沙汰しています。わたくし最近若干の方向修正を試みていまして、明日の日本を作る子供の教育に関心が行ってます。そして子供の教育の阻害要因が大人だと思っています。そういう意味で子を持つ親への啓蒙活動みたいなのを始めようと思っています。
それで理系のみなさんにお伺いしたいのですが、数学や理科を勉強すると何がいいことがあるんですか?
どんな事例があるのか、よろしければご教示ください。概念論としてはそれっぽいことは思いつくのですが、個別論としての例が思いつかないので助けてください。国語、社会、英語は考えつくのですが、理系科目はさぼってたのでさっぱりなんです。
例)英語
概念論として: コミュニケーションツールとして、日本語が通じない世界の人と話すことができる。従ってより広い知見に触れることができるようになる。世界の広さがわかる。
個別具体的例として: 海外旅行に行ったときにマクドナルドで注文ができる、海外の論文が読める。外国人の彼氏、彼女が作れる、等
経緯
以前から折に触れて主張しているのですが、
1. 子供は(大人も)好きなことは言われなくてもやるのだと思うわけです。将来得になると思えば言われなくてもやるのだと思うわけです。
2. つまりは、勉強すること(≠理由も知らされず記憶させられること)が楽しい、勉強するといいことがあるということを小さいうちに教えてあげればいいと思うわけです。最近塾で講師をしているのですが、学校では“覚えさせる”ことが多すぎておもしろいところまで掘り下げる時間がありません。「理由は聞くな!いいから覚えろ!試験に出るぞ!」なのです。
3. ビジネスであれば、販売する商品の効用(これを買うとこんないいことがありますよ)をマーケティングするわけですが、学校ではそのメッセージが「試験に出るよ」なのです。
4. これでおもしろいわけがないと思っちゃうわけです。現に私はそれで高校時代勉強意欲が湧かず、大学に入ってから必要とわかって慌てて微積を勉強しました。「先生、言ってくれればまじめに勉強したのに….」さぼった自分が悪いのはわかっていますが、そう思いました。
5. もし、子供が「なんのために勉強するの?」と尋ねてきたとき、なんと答えますか?一般論的に、「論理的に考える力がつく」とか、「考えるための材料としての知識」というところまではできるにしてもその具体的な例がないと子供には難しいと思うのです。「いい学校に行くため」と答えても、「いい学校に行くとどんないいことがあるの?」という質問が返ってくるに決まってますよねw(これもいつも主張していることですが、「いい学校、いい就職」は途中経過でしかないと思ってます。)
6. この答がないということは即ち「勉強しなくてもいい」と親が証明しているようなものではないかと思うのです。子供たちには、勉強するとこんなにいいことがあるのだよという実例を示してあげる必要があるのではないかと思っています。
7. 本来であれば概念的なことを講演するだけで、個別具体例は各自で考えるべきことだとは思うのですが、そんな親ばかりではないのが現実で、親も「理由は聞くな!いいから覚えろ!」で育った人が圧倒的に多いというのも思い知らされました。(みなさんは違うと思うんですけど。だから伺ってるわけです。)
8. ですから、講義の内容としては、そういう実弾の弾を与えてあげないといけないと思うのです。国語、英語、社会はそこそこ個別の例を考えつくのですが、理系科目になると、先に挙げたような、「微積は経済学で使う」とか「生物をまじめに勉強しなかったから身体を壊した」くらいしか思いつきません。三角関数については未だに何がおもしろいのか不明です….