銀行から証券に出向しているときに面白いことに気づいたことがある

銀行員は頭でっかち
ましてや俺たちは戦略部門の本部官僚なのでカッチカチの理論派

一方の証券マンたちは筋肉脳代表

まぁ話は合わないことが多かった

その原因は視点の位置、焦点の位置だと感じていた


銀行では業後急に飲みに行こうとボスが言い出したらまず若手がボスの今日のお好みの料理から店探しをする

急に決まった飲み会ではあるが
予約する
それから出発
注文はもう適当


一方の証券マンは
飲みに行くぞー
はい!すぐ出ます!
街をぶらぶら歩きながら
よし!今日はここにするか

はい!
で店に入る
ここまで異様に早いのだが
ここからが長い


メニューと睨めっこで
シーザーサラダにするか和風サラダにするか?
じっくり考える

どちらが正しいということではないと思う

ただ視点が違うのだ
それが議論のすれ違いを生んだ


店選びなんて些細なことではあるが


その違いが表れていると思ったわけ