子供達が慌ただしく学校へ向かった後
テレビのワイドショーを何気なくつけると
先日の新幹線殺傷事件の容疑者の
父親と祖母がインタビューに答えていた。
新幹線での無差別殺人事件、って
普段使っているバスや電車
飛行機・・・普通の日常の中で
そんな状況が起こってしまった怖さ。
となりに座った人が
突然鉈で切りかかってくるなんて
リヴァイ兵長でもなければまず想定不可能だ。
その容疑者、というか犯人の実親達のインタビューに
大きな違和感を感じた。
特に「父親」の話からは
犯人が複雑な家庭環境に育ったと簡単に想像できる。
父親の、実の息子であるはずの容疑者への
あまりの無関心、他人行儀。
父親「彼が、今後どう償っていくか見守りたいですね」
?????
まるで自分には関係ないといった様子で。
5歳で育児放棄され祖母が育てていたとか
父親もインタビューで認めた暴力や食事を与えなかった等
色々なエピソードを聞くと
・・・ああ、だめだ。
うまくまとめられない・・・。
少なくとも容疑者の青年は
幼少のころから、愛情に飢えていた。
母親の出したコメントに
「息子は発達障害で育てにくかった」という文を見て
正直、世間の誤解を招くいい迷惑だと思った。
そういう一面も
容疑者にはあったのかもしれない。
しかし何よりの問題は
両親にも家族にも誰にも理解者がなく
誰しもに否定され続けてきたのではないかと察する。
ただでさえ生きづらい中で
両親からのネグレクトや虐待
祖母の甘やかしという環境が
鬱など2次障害を生み
仕事もできない様な精神状態で追い詰められている時に
どうにか唯一の味方だと思っていた祖母にも
「仕事をしなければいけない」
「働かなければならない」と理解して貰えずに言われ続けたら・・・。
こうあるべきだ
普通はこうだ
こうしなければならない
そんな固定観念が強い一族の中に
「異質」であっただろう彼の居場所なんて
存在しなかっただろう。
死にたくもなるわな。
この先生きていても何もいい事なんて、思い浮かばんわな。
絶望するわな。
この事件の背景には
容疑者の育った家庭環境が間違いなく大きく影響している。
恐ろしい無差別殺人事件。
殺害されてしまった男性もそのご家族もショックでしょう・・・。
しかし同時に
犯人親のコメントやインタビューを見るほどに
犯人の青年の絶望と苦しみも感じてしまう。