昨日もう1冊
思わず買ってしまった本がある。
思わず買ってしまった本がある。
- 娘になった妻、のぶ代へ [ 砂川啓介 ]

- ¥1,404
- 楽天
高須帝国の下に
これも1冊だけあったのだけれど
「えっ?」と絶句した。
ドラえもんの声をやっていた声優
大山のぶ代さんが
認知症で旦那さんによって介護生活を送っている?
知らなかった・・・。
公表は昨年されていたそうなのだが
私は知らなかった。
表紙ののぶ代さんは
昔と変わらない姿で
微笑みかけている。
もう80歳を超えていたんだ。
本の中では
闘病や介護生活以外の
今まで知らなかったのぶ代さんの事が
書かれていた。
旦那さんは
NHKの教育番組の体操のお兄さんである事。
まだドラえもんの仕事が来る前
妊娠したものの
妊娠7か月で破水し死産。
- 7年後に再び待望の妊娠をし
入院生活を自ら希望するなどして
万全の態勢で出産を待ち望むものの
再び妊娠7カ月で早産してしまう。
そして
3ヶ月後にその赤ちゃんは亡くなってしまったそうだ・・・。
体操のお兄さんと声優という
夫婦二人とも子供が大好きで待ち望んだ命
どんなに辛く悲しかったことか。
でも子供が無事に育っていたら
のぶ代さんは家庭に入り
ドラえもんの声優になる事はなかっただろうと
旦那さんは話している。
そっか
だからか。
安心できる、温かい声に
「母親」を感じたのは・・・。
ドラえもんは
私が生まれる少し前にTV放送が始まり
この世代にとっては
誰もが見て育ったアニメだ。
前声優の
ドラえもんとのびた役のお二人の声は
「母性」を感じる声、だった。
呆れながらものびたを見放さず
見守るドラえもんと
何をやらせても駄目だけど
人の痛みを知り優しい気持ちを持っている
のびた君。
今の声優さんにも慣れたけれど
やっぱり私にとっては
旧声優が「ドラえもん」の声だ。
日本中のたくさんの子供が
ドラえもんのアニメを見て大人になった。
血のつながった子供ができなかった大山さんだけれど
日本中の子供達
子供だった大人達の「おかあさん」だったんだ。
2度の死産と誕生死という悲しみがあったなんて
ほとんどの人は知らなかったんじゃないかな。
でもドラえもんを通して
その愛情を振りまいてくれていたんだなぁ。
これからはゆっくりと
旦那様との穏やかな時間が流れますように。