私は
何者だろう。



名前は まだ無い。



ここもそろそろ窮屈になってきた。



身動きするのも
一苦労だ。




だが
うす暗く
温かく
規則的な鼓動に包まれて
まどろんでいるのは
心地いい。





誰かが呼んでる・・・。



でも
もうちょっとだけ
ここに居させて?


出口も分からないし







それに・・・


何だか怖いんだ。



新しい世界は
どんなところ?


いい事はある?



ここから出たら
きっと
泣いてしまうかも。




だからお願い






会えたら



抱きしめて


側に居て・・・。