こんにちは😃


あこあこですカエル


いつも読んで頂きありがとうございます😃



3月13日 月曜日 雨のち晴れ


横浜関内にある“横浜シネマリン”にて

上映中の


『生きる』

大川小学校 津波裁判を闘った人たち

観てきました。





3/11が近くなり
震災関連のニュースをネットで見ていた時
この映画の存在を知りました。

石巻市にある大川小学校が津波に襲われ

児童74名と教職員10名がなくなり

4名の児童がいまだ行方不明であることは

ニュースで知ってはいましたが


遺族(保護者)と教育委員会(石巻市)が

7年間にもわたる裁判を続けていたことを

知りませんでした。


画像お借りしています



映画という事で

震災が起き、壮絶な津波による被害

家族の別れなどのストーリーを

想像して行ったのですが


映像にあったものは思っていたものとは

違うものでした。



作られたストーリーもなく

みせるための演出や

脚色もなく俳優さんもいない。


そこにあるのは

遺族である保護者が自らの手で回した

ビデオカメラによるリアルでした。 


子供たちが、なぜ学校という

安心で安全であるべき場所で

死ななくてはならなかったのか?


最期の我が子の様子を正直に教えて欲しい。


そんな親たちの

子どもを思う気持ち

真実を知りたいという気持ちが

ドキュメンタリーフィルムを通して

痛いほど伝わってきました。


未曾有の災害に突然襲われ

学校側の対応しきれなかった部分も

わからなくはない。

しかし、その後の対応が

自分達の保身のみで誠意が感じられず

震災直後の証言がうやむやにされてしまう

日本の縦割り行政の怖さも感じました。


すべて流されてしまった校庭から

19人の保護者が、一から証拠を集め

弁護士とともに検証していく。


弁護士と裁判官が保護者たちにかけた

最後の言葉がとても印象的でした。


エンドロールが流れて

数人が席を立とうとしたとき

なんと寺田和弘監督が来てくださっていて

挨拶にたって下さいました。


私は、監督ですが

カメラを回したのは

亡くなったお子さんの親たちです。

私はそれをまとめただけの役です。


裁判の記録と言っても、法律的なことは

この映画では触れていません。


ただ、毎日沢山の事件がおきていて

被害者や遺族が“真実を知りたい”と強く

願った時に、裁判を起こすということは

日常にいつ誰にでも起こりうることです。


この映画では

法廷の場で訴えが通るまでが、どんなに

大変なことか。

しかしそれによって世の中にどんな影響が

あるのか?

そして遺族を取り巻く風評被害があり

命に値段を付けなくてはいけない辛さ、

そんな事が伝わればと思います。

というお話をされていました。


ふと、思い立って見に来たのですが

とても濃い貴重な二時間でした。


あの3月11日瞬間

私は外出先にいました。

私のすんでいる地域は震度5強でした。

街の街路樹が突然ざわざわと音をたて

タワーマンションは目に見えるほど

ユラユラと揺れていました。

きゃあという悲鳴が起こりました。


子どもたちはそれぞれ、小学校と中学校で

そろそろ下校時刻というときでした。

確かに、学校にいれば安心だと思った記憶が

あります。

私が当事者だったらどう行動しただろう。


子を持つ親として考えさせられる時間でした。



草の根のドキュメンタリーには

伝えなければいけないことがあり

私たちも記憶に残していかなければ

と感じました。


もし、興味や機会かありましたら

足を運んでみてください。




帰り道

伊勢佐木モールを歩いていたら

美味しそうなカレーパン屋を発見!



おみやげに買って帰りました(^^)/


“天馬カレー”というお店で

あちこちにあるみたいですね。

250円でカリふわなパンと

具だくさんなカレー

とっても美味しく頂きました!



では❤️良い1日を