こんにちは😃
あこあこです
いつも読んでいただきありがとうございます😊
コロナに翻弄されて途中から
公演が中止となってしまった
舞台『BANANA FISH THE STAGE 後編』
結果的に最後の公演となってしまった
1月30日のソワレ(夜公演)の
最後の舞台挨拶での出来事を
記したいと思います
この日は娘が2度目の舞台を
観に行っていました。
(なので娘から聞いた話です)
最後のカーテンコールで
一人目、伊部さん役の冨田昌則さんが
楽しい挨拶をしてくれて
次に
主役アッシュの水江建太さんが
舞台挨拶をした時のことです。
画像お借りしています。
このような大変な状況の中で
カンパニーの仲間たちやスタッフが
とてもよくやってくれていること。
そして、コロナが心配な日々の中
毎日たくさんの方が会いに来てくださって…
とまで話したところで
水江建太さんは言葉に詰まって
うつむいてしまったそうです。
シーンと静まりかえる
ステラボールの会場の空気
水江君の気持ちが伝わり
観客席の皆もかたずを呑んで
ステージを見つめています。
きっと水江建太さんの心の中は
1月25.29日公演が中止になった無念さ。
座長としての緊張感。
コロナ禍でも
足をはこんでくれるお客様への感謝。
この綱渡りのような状況のなかで
舞台に立てる事への感謝。
刻々と変わる状況の中で、
最善の対応を模索して対応してくれている
スタッフへの感謝のきもち。
そして、主役である自分が
コロナになってしまったら…
激しいアクションで怪我をしないようにと
毎日、とても神経をすり減らしていたのだと
思います。
そんな気持ちが一気に溢れてきてしまった
のでしょう。
うつむいている水江くんの
隣に立っていた奥村英二役の岡宮来夢くんが
心配そうに声をかけ
水江くんはなんとか立ち直り
“これからも全力で走り抜けますので
千秋楽までよろしくお願いします”と
言葉をつないだそうです。
舞台挨拶が終了して
ほかの俳優陣が先に左右にはけて
アッシュと英二くんの2人が
最後に舞台から
舞台後方の幕の中に入っていくのですが
2人が後ろを向いたとき
来夢くんが
『元気だせよ!』という
感じの弾けるような笑顔で
自分の肩で水江くんの肩を
トンとこづいたんだそう!!
もうコレは
この2人
まさに英二くんと
アッシュじゃん
バナナフィッシュの主役として
抜擢されるより前から
舞台俳優仲間としてお互いを尊敬して
信頼関係もしっかり築いていた2人。
毎日の稽古のあと
アッシュ役の水江建太くんは
英二君役の来夢くんに
“お悩み相談室”をしてもらっていたそうです
水江アッシュが1人で抱えるには
あまりある、大きな責任やプレッシャーを
岡宮来夢くんも共有してくれていた
のですね。
そして、脇を固める俳優陣。
別の公演日には
ユエルン役の佐奈さんは
『この舞台の主役はアッシュと英二君ですが
僕は最後まで、2人の仲を邪魔する存在と
して頑張ります!』と明るく盛り上げ
Twitterよりお借りしました
そして、シン役の椎名鯛造さんは
舞台挨拶で、『コロナによる休演は
誰のせいでもない。どうか誰のせいとか
誰かを責めるようなことは言わないでほしい。
スタッフや関係者の方々も大変な中、毎日
本当に頑張って下さっているし、
僕たちも公演できることに感謝して
一期一会の気持ちで演じていきたい』と
話されていました。
途中で中止になってしまったのは
本当に残念ですが、出演者の
皆が、アッシュ役の水江くんを
楽しい話題で盛り上げたり
真摯に支えたりする様子が舞台挨拶から
垣間見ることができて
最高のカンパニーだった
のだなぁと感じました
こぼれ話
1月29日は
マチネ(昼公演)ソワレ(夜公演)とも
中止になってしまったので
アニメの中でモデルとなった
グランドセントラル
オイスターバー
品川アトレ店には
ショックを隠しきれないファンが
訪れたそうです。
お店のスタッフは、そんなお客様たちを
特別席にご案内したそうですよ
つらい時に温かい気持ちに触れると
よりありがたいものですよね。
では