
御尊父の死が母君の狂気の始まりであるらしい。
だがやはり怨みの矛先が誤りである。
銃口を向ける先は、母君であるから。
あなたたちこども3人を守らず棄てて逃げた母親に、殺意を抱くべきである。
守るべき家族から逃げた。
産んでおきながら。
棄てたのだ。
其処に宗教は在るのだが。
在っただけである。
入信も献金も高額商品の購入も、貴方の母親が選択した悪路である。
破滅を目指したのは、破綻を招いたのは、宗教団体ではなく、実の母親だ。
兄を殺したのも、母親である。
貴方を傷つけ、怨みのなかに貶した犯人は貴方の母親である。
殺意を向ける方向は政治ではない。
優しく慈しみ深い母親になれなかった其の愚かな女が元凶である。
14歳の幼い貴方が、真実に目を伏せ母親を怨めなかったことが凶行を招いた。
愛情を惜しみなく注がれて育っていたのならば、貴方の未来は変わっていただろう。
ワタクシの家にも父親は不在であったが、母は決して他者に縋らず宗教にも染まらなかった。
ふたりのこどもを育て上げた。
各種の母子家庭への配慮をいただきなにも困らず生きた。
幼かった3にんのこどもたちを
棄てるくらいならば
預けてほしかった
クソ女が育てたが為に
貴方は殺人者になってしまった
殺しても世の中は変わらないだろう
宗教などひとつ消えても果てしない
貴方は日本国においてたいせつな政治家を奪った
愛おしい夫を妻から奪った
愛する息子を母君から奪った
盟友をどなるどくんから奪った
悔いて一生を教えの中で贖え