姫が、ヒロイン症に罹患した私が世界の中心よウィルスに侵された年齢詐称オバチャンに捕らえられたときに、救ってくれたのが勇者さっちゃん。オバチャン、わたくし美化しかできない謎のオンナだったの。
姫は悩んで苦しんで哀しんだ。
姫がほしかったものをあたえてくれたひと。
其れがうちのよめさっちゃん。
性別は置いといて。
姫は顎髭の乙女だったから。
おれも勇者になりたかったが。
めんどくせぇ〜♫
姫じたいが自覚していない。
呪われた姫であることを。
だからほうっておく。
いつか姫がじぶんでフライパン振り回して頑張るなら、おれも勇者を目指すかもな。