煮汁さえも残さない調理と食事。
おれは、無駄が嫌いだ。
フライパンの残りの油や調味料でもう一品。
カレーの鍋でごはんを炒め。
煮物の煮汁は薄めて飲むぜ。
牛乳はパックをすすいだ水を飲むぜ。
ケチというのか。
廃棄しないように生きたい。
おれは生きているだけでゴミを排出するクズだから。
ワダツミの木
MAGUMIさんの声で聴く。
此れがおれのスタンダード。
現ちゃんの曲は、MAGUMIさんの歌。
ほかがどれほど売れようと、おれは此れがすき。
誰かとおなじであるとか、こうせねばならぬとか。
おれには必要じゃない。
効率的であるか。
無駄が少ないか。
其れだけだ。
ヒキコモリが最善だった。
だれかに接すると、孤独になるから。
おれはだれとも近くない。
遠い。
ニンゲンになれない。
何故そんなものが楽しいのか。
何故諍いを防げないのか。
揉めることに疑問は持たぬのか。
繰り返し争うことで削られて行くこころが。
無駄だ。
戦わず各視点を統合する。
より良き方向を見つける。
誰かの上に立つのではなく、見上げるのではなく。
おなじ地面に立ち。
様々な情報を持ち寄り、ともに最善策を見出す。
効率的である。
戦争でいのちの数が減ることで、労働力は失われ生産レベルが下がる。
此れこそが無駄である。
殺し合うな。
勿体無い。
生まれてから育つまで。
ニンゲンは時間がかかり過ぎる。
主義主張は歩み寄ればハナクソ程度の差であることに気づく。
おれはおれがおれにおれの
じぶんがメインではない。
各自脇役である。
だれかのためにできることを。
其れが巡りじぶんの支えとなる。
などと。
考えても誰にも届かない。
いつまで経っても。
おれおれおれおれ。
お前ら。
舞台から降りろ。