義父はこのまちでたくさんの偉業を成し遂げた
という幻想。
ふつうのジジイ。
性格は悪く、欲深で、じぶんよければすべてよし。
オマエのものは俺のモノ。
俺のモノは俺だけのモノ。
テレビ版ジャイアン。
まったくヒーローじゃなくて他者に敬意がNOTHING。
私の母が300万円支度金を貰ったという謎の話があるが嘘である。
自宅のなにもかもの支払いをさせた額が凄い。
毎月渡される額を使い切っても足りないほど。
婚前にまとまった額の貯金を持っていた母は、利用され尽くし、精神的肉体的双方に追い詰められていた。
外壁の修繕は、なんど頼んでも無視。
ふれあいホールに千万単位で注ぎ込み、自宅は放置である。
母が依頼すると、母が払うことになる。
だからうちはボロボロ。
どんなに立派なことを騙ろうとも、実行はできず。
周りを利用して立ち回る。
其れが義父の才能。
身近なニンゲンにはみえている。
口だけだコイツ。
からだに不自由な部分が多く、致しかたない。
だが、あまりにも利用し尽くしが過ぎる。
現在は義弟が事業のすべてを引き継いでくれた。
此れで今金町は安泰である。
義弟は口下手。行動が先。
ひとに頼むよりもじぶんで動く。
信頼にあたいする人物である。
故に、ワタクシは、母よりも義弟を優先する。
負け戦や沈む船には関心が無い。
家事も介護も仕事も。
一切苦にはならない。
ただ体力が追いつけない。
目的値に届かない。
じぶんがもうひとつ在ればとおもう。