懐かしい生活である。
吾輩は、漫画家になりてぇなぁとおもっていたこどもで、夜中が執筆と言うか漫画読むばっかりの努力知らずの阿呆だったのだ。
故に、学業に関心が一切NOTHING。
授業とは昼飯前の睡眠時間。
晩飯前の睡眠時間。
だがなんの奇跡か、成績がそこそこ。
睡眠学習になっていたようだ。
寝て覚醒を小刻みに繰り返し、覚醒時の情報が常にアップデートされていく。
あらまぁ不思議。
全国模試で15位。
国語のみ。
笑ったのである。
問題文が好みで、読み込んで感想を書いたようなもので、15位。
学問とはチョロいものであるな。
数学の授業で稀に寝ないことがあり、テストの結果が上から数えな的な。
で。
べつにどうでもええねん。
寝る。
成績良くてもおかあちゃん褒めてくれん。
漫画家になって儲けたほうが喜ぶ。
あーーーーーでも。
めんどくせぇな。
就職。
お給料渡せばもうええやろ。
漫画家ならんでも。
ナニゴトもこうである。
情熱に燃えてなにか成し遂げようとか、財産を築くだとか、お金いっぱいほしいの、トカな。
ふーーーーーーん⋯。
ひんやりして行くわけである。
無意味だろう。
墓場に札束も仮想通貨も持っていくわけねぇだろ。
火葬されとるんやから。
船賃以外持っていけねぇわ。
札束燃やすと罪に問われる。
この思考回路が、誰にでも満遍なく嫌がられるのであろうか。
楽しいなとおもいながら、で、コレになんの効果が?と解析し始める。
恋愛感情が育めないことも、3年間しか継続できない扁桃体の異常事態宣言であると知っているため。
数カ月で、あらこういう感じなんだ。
もういいかい。
まーだだよ。
いや、もういいよ。
って完結編スタート。
誰かどうにかしてくれぬものか。
早く人間になりたい。