ハリ友さんがおしえてくれた
昨日も雪が降ったので
今朝も暗いうちから除雪車の音が聞こえる
ありがたい
車が走れるのは除雪されているから
夜明け前から道路は毎日作られる
1日でも除雪車が動かなければ
雪国は閉ざされる
列車もない
田舎の冬は天候に支配される
宗教がわざわいの種になる
昔からずっと
こころの貧しいひとは教えを踏みつける
どのかみさまも
おなじなのに
だれもきづいていない
信じるこころに宿るもの
なまえもすがたも
ちがうようでいて
おなじもの
どうしてひとは世界中で教えを求めるのか
なまえもことばも
ちがうようでいて
かわらない
ひとがしあわせであるように
ひとがひとのためにうみだしたもの
たとえば処女受胎
たとえばおさなごころのきみ
宿るものが信仰で
名づけることでかたちを変える
争うものは宗教ではない
ただの目的達成のための集まり
教えを穢す欲深い罪人
じゆうになった国にうまれ
教えに依存せず
様々な教えに学び
すべてのものにかみさまをみつける
気づいたひとから変えられる
教えはひとを縛るものではなく
ひとを孤独にさせない最後の希望
教えでお金を集めたり
誰かの時間を奪い
じぶんを喪うように導いたり
それはただの罪人だとおもう
ひとをひとりぼっちにさせないように
在るだけだのに
祈ることはじぶんにむきあうこと
もめごとの種をまくだとか
寄り道や道草をまねくように
わかりにくくては
惜しい
和解を政治的に考えるよりも
もとの在るべきかたちに
戻れて良かった
朝のラジオで
くらいとふへいをいうよりも
じぶんであかりをつけましょう
って聴こえる
こんな短いことばに
すべてが在る
仲直りおめでとう

桜が咲くまち
雪が降るまち
ちがっていてもひとはひと
ことばはつうじるし
いっしょに遊べる
