読書ちう
主人公がいびつなので
どことなくはいりこめない
視点を傍観者に固定してすすめる
他者を責め自己正当化にいそがしい
にほんじんを否定する自身こそ
まさにじぶんの定義するにほんじんそのものであるところが滑稽である
学歴にしがみつき勝手に自滅
妻側からみたらもっとおそろしいおはなしになりそうだ
妻はおさない
どんなお稽古事を重ねても
ひととして成熟させることのできるお師匠様にめぐりあえなかった
お稽古事で学べなかった
夫も妻をおとなにできない
夫も幼稚だから
そこは棚に上げて読み進める
くるまなんぞほおりなげて
我が子をがっしりつかまえてはなすなじじぃ
東京の街の中で
こどもの手をはなせるなんてどうかしている
ああ
ちゃんと読まなくては
気が散る
こどものむごい死は
ものがたりだとしてもゆるしがたい
つらい