ももねぇ
おみずのみたいときに
からっぽだと
こまるの
おさらを
てってでひっかくと
かしょかしょっておとがするの
おねえちゃんはねていてもおきてくれるの
ごめんね
からっぽだったね
えらいね
おしえられてえらいね
なでてくれるよ
おみずでけひょんってむせると
とんとんしてくれるよ
ちっち
いっぱいでといれがよごれていたら
ちっちきちんとしてえらいね
とりかえるね
きれいになったよ
うんちょ
といれにできたら
ちゃんとしてえらいね
いっぱいでたね
よかったね
って
ほめてくれるの
だからもも
かいじゅうにならないように
かわいい屋さんでいるの
がぶって
けがさせることもできるの
かむとき
ちがでないように
いたいけれども
けがしないように
かむの
おぼえたの
けがさせちゃったとき
おねえちゃんが
いたーーーーい
って
おおきなこえをだすの
けがしたところみせるの
これだれがしたの
どうしてするの
いたいでしょう
って
みせるの
ごめんねって
ちゅうするまでずっと
ももがしょんぼりしても
どうして?ってきくの
かんだら
おくちいたくなるよ
ってゆうの
ゆうべ
もも
おねえちゃんがあそんでくれなかったから
まくらかばーにしていた
ばすたおるで
いとつむぎしてあそんでたの
いとが
あごのしたにひっかかって
りょうはじがおくちのなかにあって
おえっ
てなって
えくえくしてたら
おねえちゃん
おきてくれた
ぐんて
にまいがさねにして
けがしないようにして
とってくれた
けがすると
ちがでるから
ももに
ちがつくから
いやなのってゆうよ
がぶがぶしたら
ももおくちいたいよ
って
しんぱいする
もも
かたいものかじらない
ひとのては
かたいから
おくちいたくなるから
かんじゃだめだよってゆうよ
きのういとをとってくれて
こわかったねごめんねって
なでてくれた
もも
ことばがちゃんとぜんぶわからないし
こわいから
かいじゅうになるの
でも
いと
とってもらえるとうれしいの
わざと
いと
がじがじして
かまってほしいの
むししないでってゆってるの
ことばはしゃべれないの
でも
はなをふんふんしたり
しっぽをさげたり
いろいろして
おねえちゃんのことじーーっとみているの
たまにちがうこともするの
おねえちゃんとんちんかんなこともいっぱいあるの
おやつじゃないのに
おやつくれたり
へんなこともするの
でも
おやつおいしいからいいや
ってなるの
きのうも
ごめんね
たおるおいておいて
ごめんね
もうおかないよ
ってなでてくれたから
もも
ちゅうして
ゆるしたの
つかれてしんどいしんどいって
すぐねちゃう
ももさみしいからくっついてねてる
おへやじゃなくて
すぐそばでねるの
うごきだしたらおいかけなくちゃ
もも
おいてけぼりばかし
おしごととか
いっつもおうちにおいてかれる
といれもおふろもゆきかきも
やなの
いっちゃやだーって
いぬみたいにほえるの
いっつもは
なにもゆわない
ももむくちなの
だってめをみたら
おねえちゃんなんかしてくれるから
おしゃべりいらない
おねえちゃん
ことばはつうじないのに
みているだけなのに
ときどき
おおあたりなことがあるの
ももねぇ
ほえるとつかれるから
じーーーって
みているほうがすき