おもちゃの兵隊(おもちゃのへいたい)は、「おもちゃの兵隊」(てんとう虫コミックス4巻に収録)に登場する。
剣を持つ指揮官と、銃剣つき自動小銃を持つ小銃兵4人(陸軍の1個組又は1個班に相当)で構成されている、18世紀歩兵風の小型ガードロボットのチーム。外見は小さな人形で、その姿はくるみ割り人形によく似ている(ただし熊毛帽ではなくシャコー帽を被り、銃兵は背嚢を背負う)。
しかし見かけによらず性能は本格的、火力も充分で、一斉射撃により相手を一瞬で黒焦げにし、有効射程内なら100km/h近くで飛ぶ飛翔体さえ撃ち落とす。もっとも銃剣は蟻が噛み付く程度。
どんな相手からも守ってくれる強力無比なボディーガードだが、戦闘能力に比べて判断力に乏しく、警護対象者を怒鳴ったり、肩を叩いた程度でも敵と見なして攻撃する(命令者が警護対象者に怒った場合、命令者を攻撃する)。一度敵だと認識すると、相手が逃げ出しても追撃して黒こげにするまで止まらない。しかも、起動後最初に命令を下した者の指示にしか従わないので、命令者と警護対象者が異なっていた場合、警護対象本人の命令すら聞かずに暴走してしまう。
作中ではドラえもんが兵隊に「いつ、いかなる状況下でも、のび太を守れ」と命令を下し、のび太に襲いかかったジャイアンを黒焦げにした。しかし、スネ夫(ボールを消し炭にされて怒った)やしずか(のび太に声をかけ肩を叩いた)、ドラえもん(のび太にジグソーパズルを台無しにされて怒った)までも黒焦げにし、のび太のママ(のび太に説教した)にも襲いかかった。
テレビアニメ第2作1期では一斉射撃の際キノコ雲が描写され、また一体だけ他の兵隊より遅れてくるものがある。それほどメジャーな道具でないにも関わらず、「ドラえもんのうた」の第2番の歌詞に名前が登場している。


