少し、SKIPの病状が落ち着いているので
今のうちに、まとめておこうと思います。
昨年から「SKIPは歳をとったなぁ」と感じることが多く、
年末に気になってドッグドッグを受けました。
聴診、血液、レントゲン、腹部エコー異状なし。
それまでも、毎月爪切りと肛門腺の処置を兼ねて
病院で診察はしていましたが、問題なしでした。
でも、やっぱり呼吸が荒く、
疲れやすいことが気になって
年明けに、他の病院でもう一度
ドッグドッグをすることにしました。
聴診上では問題ないと言われましたが
通常のドッグにはない胸部のエコーと
副腎ホルモンの検査も加えて頂きました。
その際の結果は、ステージB-1の
慢性房室弁疾患。
老化による僧帽弁の軽い逆流なので、
薬などの治療はまだ必要ないけれども、
この先進む一方で治ることはないとのことでした。
治らないことはショックでしたが、
お友達にも、この病気の子が何匹かいて、
気を付けていれば、何年も大丈夫と思っていたのですが、
たった2か月後の3月に急変しました。
突然呼吸困難になり、息ができなくなり
食べられなくなり・・・起き上がることもできなくなりました。
溺れているみたいに苦しい息をし続けました。
すぐに病院に連れて行き、
診断は僧帽弁、三尖弁、動脈弁、
3つの弁全てからの逆流をおこしました。
最近は医療も進んで心臓の手術という方法もあります・・・
という先生の言葉に、藁をもすがる思いで調べたところ・・・
この本ををお書きになった心臓の権威の先生が
横浜に開院したということが分かって・・・
悩んでいるよりも行ってみようっと思いお願いして
1か月後の予約が取れました。
(二次医療機関なので、病院からの紹介で
連絡をして頂かないと無いと行けません・・・)
それまで、生きていられるかな?
・・・そんな思いで一杯でしたが・・・
4月に無事病院に行くことが出来ました。
3時間ほど検査にかかります。
そして、その後すぐ検査結果の説明がありました。
病状の説明と丁寧な手術の説明に
色々な疑問や不安がクリアになりました。
人間と違って、犬には弁の置換手術は出来なくて
(サイズがまちまちなので、用意できない)
破れたところを縫い合わせる修復術になるそうです。
しかも、僧帽弁の手術しかできない。
今のSKIPが手術をしたとしても、
大きな効果は得られず、合併症のリスクの方が大きい。
まとめるとこういうことになります。
もし、もっと悪化して・・・
それでもどうしてもと思った時に
間に合えば手術を・・・ということになりました。
決して良くはならないけど・・・
あれから3か月が過ぎようとしています。
本の中に、「飼い主が明るくて前向きな犬は
助かる」・・・という言葉があります。
余命・・・と言われたときは悲しくて・・・
近くの小学生の何気ない言葉にも涙が出る・・・
という状態だったので・・・
人目を避けて下ばかり向いて歩いていました。
その結果がこれ!(笑)
四葉のクローバーを沢山見つけました~。
たった2か月半で50枚以上あります~。
下を向いて歩くのも悪くないですね。
神経質にならず、普通に楽しく過ごすこと。
それが一番の療養なんだと思います。
過保護にならず・・・
いつも通り、お出かけやお留守番もさせて
普通に過ごす・・・
秋にはまた、展覧会で一緒に歩けたらと思います。