IVYは緊急手術をしました。
その日のIVYはいつもと変わりなく元気で、
朝の散歩も駆け回ったり飛び回っていました。
ご飯は朝晩完食で尿も便も問題なし。
ちょうど一週間前に、ドッグドッグを受けた時には
エコー、レントゲン、血液検査も全く問題なしで、
むしろ私は、シニアになったSKIPの体調の方を
気にしていました。
お昼からのファッションショーもIVYは笑顔で出演し、
帰宅して普通に散歩を済ませました。
いつもよりも、少し元気がないな・・・
水を飲む量が多いな・・・
そう感じたので、近くの24時間日曜日も大丈夫な
動物病院に診て頂くと・・・急性の腸炎とのことでした。
それでも、何となく気になったので側に置いて
見ていました。
午後10時半ごろ・・・
IVYの息遣いが急に荒くなり震えだしました。
意識もあり、歩かせることはできるけど
明らかに普通ではありませんでした。
かかりつけの病院は夜間診療はないし・・・
日曜日でほとんどの病院は休診だし・・・
救急病院は昼に行って腸炎だと言っていたし・・・
迷いましたが、かかりつけの病院に電話してみました。
やはり・・・時間外なので留守番電話です。
諦めて、他の救急診療を探していたら、
かかりつけの先生から電話がかかってきました。
状況を説明したら・・・
「すぐに連れてきた方がいいですね」と言ってくださり・・・
慌てて病院に駆け込みました。

検査の結果は急性の子宮蓄膿症・・・
緊急を要しますとのことで
夜中にも拘らず、他の先生も介護士さんも
全員が駆けつけてくださって
午前1時から手術が始まりました。
エコーでは子宮も、卵巣にも影は見えず
異常は発見しにくいものでしたが、実は
卵管が破れて膿や血液が内臓に充満して
腹膜炎まで起こしている状況でした。
あと数時間遅かったら助からなかったそうです。
病院のスタッフの方に本当に感謝です。
子宮、卵巣摘出をして、内臓の洗浄をして・・・
腹膜炎の影響で腎不全の可能性もあり・・・
抗生物質での治療が続けられました。
一週間くらい様子を見て判断・・・とのことでしたが・・・

愛想のいいうちのお嬢様・・・
病院では具合が悪いにもかかわらず、
人が来ると一生懸命笑って尻尾を振ろうとする・・・
安静にならないので帰宅が許されて・・・
二日後には自宅療養になりました。

うちでは、この通り・・・ぐったり。
安心したらしく寝続けました。

そして、そんなIVYのすぐ横には・・・
実は心配していたらしいSKIPが寄り添っています。
もうしばらく、IVYはパラボラ生活ですが・・・
後遺症もなく回復しているようです。