嚙み合わない歯車 | 鏡の中のparadox

 

先日、

お正月に、震災に遭った新潟の仲間の所へ行って来た

能登の方は、全滅だが、新潟は、西区だけが酷い被害に遭った

その辺りは、昔、砂丘だったそうで、そこを造成して、居住地区になったらしい

 

今回の地震で、その、通りに、

海側から内陸側に地盤がズレたのだろう

他の市内は、殆ど無傷

しかし、西区に入つた途端に、風景が変わった

四方から、押されたのか?マンホールが、1m位盛り上がり、

主要道路も波打ち、至る所に亀裂が入り、

アパートの壁も45℃位、道路側に傾き、

道路は、アスファルトが重なりあっていた。

至る所で、道路の改修整備が行われていて、

仲間の家に辿り着くまで、迂回迂回…

 

仲間の家も、庭に10㎝位の大きなに亀裂が走っていて、

全体的に傾いていて、玄関も閉まらず、

最悪な事に、お隣のお宅に、壁がもたれかかって、どうにか立っている状況

増築した離れは、土台からそっぽりと外れていて、

何時、何が起こっても、おかしくは無い状況にあった

 

3.11の福島沖地震、4年位前の、千葉内房の台風被害…

どちらも、携わったが、目に見えぬ恐怖は、今回が一番大きかった。

静粛なる恐怖…とでも言うのだろうか?

ピンポイントで直撃を受けた街

TVでは、余り報道されていない様だが、確かに酷い状況だった

 

【明日は我が身】だと、思い知らされた