乾燥肌の人はそもそもお肌の一番表面、角質層がカラカラに乾いていたり、ひび割れていたりすることでお化粧のノリが悪い…と感じる人も多いですよね(T_T)。

だから化粧崩れもほかの肌質に比べて激しいかも…。もちろんオイリー肌で皮脂崩れする人もいるのですが、インナードライの肌の人は、乾燥してお化粧がのらない上に、さらに乾燥による皮脂分泌も過剰で、ダブルパンチ…。

気がめいってしまいますよね。

でも、お化粧というのは、下地でしっかり準備すれば、お化粧崩れも最低限に抑えられる…って聞きますから、できれば乾燥肌に適切な下地を選びたいものです。

今回は乾燥肌用の下地としてランキングに上がっているアイテムをチェックしながら、乾燥肌用の下地選びのポイントを押さえてみることにしました。

まず、乾燥肌の人が下地を選ぶ場合、とにかく保湿重視であること、というのは納得できますよね。

それ以前の、化粧水、乳液、美容液、いずれも乾燥肌の人は保湿を重視するのが一番ですが、できれば下地も…ということです。

さらに、そこにのせるファンデも保湿重視…となるといろいろのせてホントに大丈夫???なんて、また違った意味での不安も出てきますよね。

■乳液+下地+ファンデ パターン
そこで、とにかく下地からファンデーションまで一緒にできるアイテムというのが候補に挙がってくるわけですね。

そう、オールインワンタイプ。

様々な保湿成分と下地、ファンデが一緒になったタイプはとにかくお肌への負担が少なくて済みます。

とにかく乾燥肌の人のお肌はできるだけ外からの刺激を抑えて、自分でお肌を回復できるように手助けしていく必要があります。

UV成分もできるだけ紫外線吸収剤よりも、散乱剤の方を重視して、お肌の負担にならない、SPF値の極端に大きくないものにする…それこそ、お肌へのいたわりです。

化粧水からファンデーションまでのケア用品は使っている商品にもよりますが、あえて敏感肌用やオーガニック系、自然派化粧品にこだわらない限り、お肌に負担になる様々な成分をどんどん加えていくことになります。

オールインワンで出来るだけアイテムを減らして、その上、必要な効果、今回だと「保湿」にこだわる…というのが乾燥肌改善への糸口です。

■美容液+下地パターン
次にお肌に必要な美容成分を凝縮している美容液自体に下地機能があるもの…というのも考慮に入れてもいいでしょう。

これもある意味、乾燥肌に負担になるアイテムをできるだけ減らす、という方向性と似ています。

美容液の中でも下地機能を持ったものを選ぶことで、乾燥肌改善を目指すわけですね。


■保湿成分にこだわるパターン

下地は比較的、紫外線対策、毛穴対策、テカり対策を中心に選んでしまいがちですが、最初からお伝えしているように、乾燥肌の人が選ぶべき下地のポイントは、保湿!です。

下地に含まれる保湿成分にこだわることで乾燥肌の改善を目指すというのは対策的にもダイレクトでおすすめですね。

ただ、どの保湿成分が自分に一番求められているのか、というのは個人によって違ってくるのが一番難しかったりします。

そんな中でも、一番無難に保湿をしてくれるのが、

「ヒアルロン酸」

です。

このヒアルロン酸はとにかく保湿力があります。水分を取り込んでお肌に膜を張ってくれるという点でも、乾燥肌の見方です。

商品を選ぶ時のポイントはどれだけヒアルロン酸が配合されているかということ。

中には微量でしかないのに、大々的にヒアルロン酸を前面に打ち出している商品もありますから、要注意。

こんな時に口コミを参考にするのが一番です。

ヒアルロン酸が配合されている商品を厳選しながら、口コミで保湿力への満足度をチェックする。

これだけでも、ヒアルロン酸が十分に生きている商品なのか、そうでないのかがわかります。

いろいろと書いてきましたが、乾燥肌向けの下地を選ぶ時には、お肌に負担になるアイテムを減らす方向で、他のアイテムと合体したものを選ぶという考え方、下地に含まれる保湿成分をとにかく自分のお肌に合った保湿成分に限定して考えるという考え方をランキングから見出してみました。