にきび治療には外用剤やピーリングなど様々なものがありますが以外に忘れられている重要な治療に面皰圧出処置(面圧)があります。
これは針や専用器具を用いて「毛穴につまったもの」(面皰)を
外に出す処置です。面皰が詰まって腫れている場合は面皰が蓋になっているので
それを取り除かなければ抗生剤を内服してもいつまでたっても炎症が取れません。
それ位重要な処置です。
ときどき「面圧をしたのでににきび痕になった」と言われる方がおられますがこれは誤解です。にきび痕は炎症が長時間持続したから生じてしまったのです。
以前難治性の患者さんを当院近くの日本のにきび治療トップの医師に診察をしていただいたことがあります。どんな強い治療がされるかと思っていたら「まずは面圧を
充分にします」というご連絡で大変反省したことがあります。
新橋皮膚科クリニック
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