【美研4話】ナノ技術を分かりやすく、例を上げてお伝えするので、個人的な意見・表現・画像なども含まれますので、ご参考にして頂ければ幸いです🙇‍♂️「いいね・フォロー」宜しくお願い致します🙇‍♂️

 

  界面活性剤

 

この界面活性剤と聞くと、悪いイメージを持たれている方が多いと思いますが、マヨネーズも界面活性の賜物です。化粧品で言うと美容オイルと水を混ぜるために、欠かせない原材料です。

天然の物は食べ物の中に含まれ栄養として働きますが、合成(石油系)の物は体にないため、悪影響と言われています。

この界面活性とは、2つの物質の間に作用して性質を変え油と水を繋げる役目をします。すると、水と脂を繋げる作用が、油汚れなどを界面活性剤が吸着し水で洗い落とせるようになります。
この作用をスキンケアに応用すると、量を材料を変え調整し洗浄力ではなく美容オイルと水を乳化させる事により、肌に塗布した時に、水が蒸発し油が肌の表層に残る事を目的とした皮脂ケアです。

量や種類により、色々な物へ転用できる原材料です。

界面活性剤のタイプ

  • 合成界面活性剤(石油系)
    石油系で合成された、安価で扱いやすい原材料
    天然ではない為、肌にダメージがある
  • 天然界面活性剤(大豆・卵・レシチン)
    天然のリン脂質=細胞間脂質に存在する物質なので、肌ダメージは最小で保湿効果を生みだしてくれる。

  種類(合成)

  • 陰イオン・アニオン型
    水側の性質がマイナスで、油性の物を浮かす働きをする。
    石鹸を初め、シャンプー・ボディーソープなど洗浄剤系
  • 陽イオン・カチオン
    水側の性質がプラスで、マイナスに反応し吸着する為、繊維や毛などに吸着する事で、帯電性防止や柔軟効果・殺菌作用で使用される。
    コンディショナー・トリートメント・柔軟剤・殺菌剤
  • 両性イオン・アンホ型
    同じ物質内に、プラスとマイナスを持つ界面活性剤です。Phの酸性とアルカリ性の違いで、プラスとマイナスに変わり、肌に比較的やさしい界面活性剤です。他の界面活性剤と一緒にすると、洗浄力UPや気泡力UPになります。
    高級シャンプー・コンディショナー洗浄・乳化補助・ベビー用シャンプー
  • 非イオン・ノ二オン
    スキンケアでよく使われるのが、非イオン界面活性剤です。電離の影響を受けないので、水の硬度やPhの影響をうけにくく、他の界面活性剤と併用する事が多い。乳化に優れており、安定性を高める働きがあり可溶剤・増粘剤としても利用される。、

 

この合成の界面活性剤は、論文も複数出ており肌ダメージが懸念されています。今では、石油系界面活性剤を配合していない商品も出ていますが浸透と乳化を捨てる為、お望みの商品が中々できません。今のスキンケアは、ダメージより効果を出す事を優先しているような、ケアばかりなのでお肌の弱い人には、試せる物が少ないのが現状です。

天然のレシチンなどは、補助の役割や保湿剤として配合されますが、扱いにくい材料でレシチンだけで、乳化をさせ商品化するのは、合理的ではありません。
それを叶えるのが、VISISのナノカプセル技術です。

  総合的に評価

現在出ているデータでは、アルージュ社のアンケートで紹介されていた、20代後半までに85%女性が「敏感肌を感じた経験アリ!」の回答は、数値が高すぎて何らかの影響による物と考えるべきデータです。

昔のデータがないので、正しい比較はできませんが、現代病の酒さ多い皮膚疾患アトピー性皮膚炎・アレルギーなど」を見れば、バリア機能自体が薄い事に気づいてきます。僕も何百人と女性の肌を見ていますが、バリア機能が低下している症状が多く、それに気付いてない方ばかりで体質だと勘違いをしています。バリア機能を弱まらせる危険性があり、頻繁に使用するもので特にバリア機能低下の症状が顔に集中している事を考え、男女の差があり明確に違うものと言えば、化粧とクレンジング・スキンケアです。

その多くに含まれているのが、石油系界面活性剤と言う訳です。

 

 

 

 

  研究者の考え

僕が見た中では、石油系界面活性剤の水と脂を繋げる作用により、表層では油を吸着し片方は肌の水分を吸着するため乾燥が起きる、また、その作用により角質のラメラ構造を弱らせ成分を浸透させる効果もある。

その影響で乾燥を誘発し肌ダメージがあがり、さらに角質に入った石油類を皮膚が出そうとするため、無理な働きをし、段々とバリア機能(角質)が薄くなる。

 

水でもオイルでも、角質は体を守るのですが、乾燥だけが角質を弱くする原因です。その乾燥の過程で出る症状が、防御をする皮脂系だとニキビ・吹き出物・脂漏性皮膚炎などの感染症、それ以上乾燥が進むと、キズで体内に影響があるため、ウィルス感染や菌感染・アレルギー反応・炎症を起こします。

 

  スキンケアを選ぶには?

スキンケアを選ぶには、まずは自分肌を理解しなくていけません。少し例を上げて参考にしていきます。

  • スキンケア使用時に、ヒリヒリや痒さがある
    生活習慣・スキンケア・コスメ・クレンジングの間違い・バリア機能低下・乾燥肌・成分アレルギー
  • 保湿しているのに乾燥する・お風呂上りの乾燥
    生活習慣・スキンケアの間違い・コスメ・クレンジングの間違い・乾燥肌
  • 季節変わりのトラブル
    生活習慣・慢性的なバリア機能低下・乾燥肌・花粉・アレルギー
  • 皮脂が多い
    生活習慣・スキンケア・コスメ・クレンジングの間違い・乾燥肌
  • 赤らみ
    生活習慣・スキンケア・コスメ・クレンジングの間違い・慢性的なバリア機能低下・乾燥肌
  • 目の周りのクマやクスミ
    生活習慣・スキンケア・コスメ・クレンジングの間違い・慢性的なバリア機能低下・乾燥肌
  • シワ
    生活習慣・スキンケア・コスメ・クレンジングの間違い・慢性的なバリア機能低下・乾燥肌・老化
  • シミ
    生活習慣・スキンケア・コスメ・クレンジングの間違い・慢性的なバリア機能低下・乾燥肌・老化

このように肌や材料・現象を理解すると、どのような作用が働くかが、おおよそ検討が付いてきます。

肌を改善するのは、自分の知識です。難しいですが一番の近道なので、頑張ってください😁