退職金準備のための生命保険の注意点
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▽▲『開業医のための賢い生命保険活用法Q&A』▽▲
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【本日の問題】
現在、医療法人を契約者として院長自身の退職金準備のために
生命保険に加入しております。
節税にもなると聞いて契約しましたが、将来受け取るときの
注意点を教えてください。
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【本日の回答:生命保険協会認定FP 友部 守】
退職金準備のために生命保険を活用することはよくありますが、
その生命保険を解約する時期はとても重要です。
やってはいけないケースは以下の2つです。
①解約返戻率がピークなので解約する。
②実質的に退職していないのに解約して役員退職金を支払う。
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【本日のポイント】
①の解約返戻率がピークなので解約するケースは、
実はよくみかけます。
契約時には役員退職金を前提にしていたが、
現時点では退職できない状況です。
こうなると、毎年の保険料を経費として節税してきても、
受取る解約返戻金という収益に対して、経費となる退職金が
あてられないと、課税されることになります。
結果、加入した生命保険は単なる課税の繰延べをしただけ、
となってしまうのです。
もちろん、赤字になった期に解約すれば赤字の補てんを
してくれるので、全額が収益になることに大きな意味が
出る場合もあります。
生命保険で退職金準備を検討されるときは、ご自身の
ライフプラン全体を考えることと、解約返戻金のピークが
長い商品を検討されることをお勧めします。
それがきっと「稼ぐ・残す・増やす」につながります!!!
ちょっとした疑問でもお気軽にお問合せ下さい。お待ちしております。
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