【桃売りの日々】おばさんが営業マンに?
親方についた初日、
最初に買いにきてくれたおばさんにしたサービスとは?
こんばんわ。
「営業で人は成長する会」代表の@ともともです。
スピーカーから流れるあの声、
「あまーい、あまーい、ハチミツよりも甘い桃はいかがですか?」
朝からこんなテープを流せば、
誰だって、「うるさいなあ」と思うもの。
団地のベランダから、
何とも言えない視線を浴びました。
でも、
最初の親方の技1、
【15分は鳴らすよ】が効きます。
15分経つころ、
一人のおばさんが来ました。
親方は丁寧に味見をさせます。
ここで見ました。
親方のすご技2、【すぐには売らない】
売らないんですよ。
僕だったら、
うれしくてすぐ売っちゃう。(だめダメ営業マンですね)
しかし、親方はあるゴールを決めているから、
おばさんに納得して買ってもらうため、
色々な桃を少し切っては味見させます。
正直言って、桃の出所は不明です。
なんたって、
あの金ピカ元締めからの桃ですから。
しかし、甘くて美味しい。
それじゃ、親方のゴールは何ですかね。
そうです。
おばさんを営業マンにしてしまう事です。
【すぐには売らないことで、おばさんをキープします】
これにより、
最初に来たおばさんと親方のやり取りを
多くの人に見せることが出来るんです。
団地のベランダから「買おうか、どうしようかな」と
迷っている人に、「お誘い」と「ご安心」のメッセージを
投げているんですよ。
最初のおばさんをどこまでキープすると思いますか。
それは、二番目のお客さんがくるまで。
親方のすご技3、【おばさんを使う】
ここが面白いというか、
人間の心理なんですね。
人の同意が必要なんですね。
ここから必ず起きることがあります。
必ず、
二番目のお客さんは、最初のおばさんに聞くんですよ。
『甘かった??』って。
そうすると、
最初のおばさんは必ず、
『甘かったわ』っと言ってくれます。
親方も僕もその場では、桃を袋に入れるだけの人です。
おばさんはとにかく、美味しいこと甘いことを
頼んでもいないのにセールスしてくれます。
ちょっと顔見知りの人が来れば、
「甘いから、お勧めよ。買ったほうがいいわよ」って。
こんなセールス状況では、価格は関係なくなります。
強力な口コミは人を動かしますね。
奇抜なことはない親方の技ですが、
仕組み化された親方の技がありました。
たかが「桃売り」ですが、
これを生業にしている人の技を見ました。
長々とありがとうございました。
『営業で人は成長する』を信じて。
@ともともでした。
