ガレキは財産? | スキル向上委員会のブログ

スキル向上委員会のブログ

skill:スキル(熟練、技)をテーマに日常の出来事、ニュース、情報を主観的、客観的に考え話にしています。作家:愛崎好生・1億人のスキルー人生の参考書を執筆。人生のお役に立てば幸いです。

ガレキは財産?

 東日本大震災の津波で、多くの方がまだ行方不明です。

ガレキの下、沖合い、海中の捜索など自衛隊、警察署、消防署など
多くの隊員や住民が今も捜索を続けています。

 震災日から49日を過ぎ、被災地の状況は少しづつではありますが
落ち着いてきています。
 ボランティアの方々の奉仕にも感謝します。


 死亡・不明2万7919人(2011.4.17 16:03 )現在。
・不明者は宮城7771人、岩手4017人、福島2349人。

ご遺体も日々少数ではありますが、確認されているようです。
一刻も早く、不明者のご遺体を埋葬しなければなりません。


ですから、早くガレキの処理を進める必要があります。


ガレキの処理は、阪神大震災(1995)、新潟県中越沖地震(2007年)などを
例にすると、反省点が見えてきます。


ガレキは、木材70%、瓦、石土砂、コンクリート10%、鉄、アルミ10%、
プラその他10%位。都市部ではコンクリートが多く、沿岸では木材が多い。
ほとんどが家屋の残骸です。


今までの処理方法は
①リサイクルの分別、1次2次集積地の確保
②建物、自動車、機械などの解体。
③3次集積地への運搬。(トラック、船)
④処理施設での破断。埋め立て。焼却。

http://www.umeshunkyo.or.jp/ronbun/MarineVoice_251-1.pdf#search=' がれき処理'
阪神大震災のガレキの処理は、約5年もかかっている。
 
 今回の東日本の問題を推定すると、リサイクル分別の精度、1次集積地の確保、
運搬方法と距離、破断埋め立て用地の確保です。

同じ方法ですれば、10年を要する量。
また、同じ方法を繰り返すことは、進歩が無いと言えます。


ではどうするのか?
①リサイクルの分別精度を向上させる。
使えるものは、まだ多く残っている。
例えば、木材、柱、たんす、瓦、アルミサッシ、自動車、船など。
・瓦なら割れていない物を集めたら、充分使える。
・鉄を集めたら、トン幾らで売れる。
・柱だって再利用できる。
・自動車も洗って、少し部品交換すれば乗れる。
そして、日本全国に破格のオークション。


この際、電気自動車に改造しても良い。
燃料系統は再生不能だが、EVに改造できる。
http://www.evhonda.jp/5-1.html
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/column/20100726/104374/


・3Rで細かく分類する。
1.リデュース(ごみの発生抑制)、 2.リユース(再使用)、
3.リサイクル(ごみの再生利用)
できるだけ、水で洗って使う様にすることで、ごみの発生抑制し、再使用する。


②どうしてもできないものは、ごみの再生利用をする。
木材のガレキ処理については、その場で木材粉砕機に掛ける。
木片をバイオマス燃料し、バイオマス発電所で電気にする。
・10万トンほどのガレキの木材で、およそ1万キロワットの発電が可能
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110427/268465/
http://www.iae.or.jp/publish/pdf/2002-2.pdf#search=' バイオ発電'


③④3次集積地の確保と運搬は出来る限り無くす。
 コンクリート、土砂、石などは、トラックで他県へ運搬すると
莫大なガソリン、軽油を消費する。
人件費、運搬費用も膨大。


こういう方策はどうでしょうか?
コンクリートはその場で破断する。
http://www.nagata-kogyo.co.jp/jack2.htm
http://www.nissin-waterjet.jp/

そして、土砂、石に混ぜ、ナマコン車のコンクリートでブロックに固める。
1×1×1m or 2×1×1m のブロックにする。
そのブロックを堤防や、地盤沈下した土地に積み上げる。

他県に運搬せず、3次集積地の確保は不要。
ナマコン車が来れば良いのです。


これでもガレキは、ゴミですか?財産ですか?

ガレキに所有権は無いのです。


一日も早くガレキ処理が進むことを願っています。