このブログで、たびたび、インフレやデフレの状況を掲載しました。

どちらかというと、現在襲っている物価高によるスタグフレーションについて多く掲載したような気がします。

では、スタグフレーションになる前、日本はデフレ経済でしたが、それはどのようなものだったのかお伝えします。

よく、失われた20年、30年という言葉がありますが、それはどういうものなのでしょうか?

それは、、、

「給料が上がらない状況」

を言います。

デフレになると、物価は下がり、お金の価値は上がりますが、それと同時に、給与所得が下がっていきます。

また、GDPも低成長で、そこまで上がりません。

下の図を見てほしいですが、日本以外の先進国は、平均給与は、90年代以降も上がっていきましたが、日本だけが、横ばいとなっています。

最近では、韓国やシンガポールといった新興勢力にも、平均給与が抜かされている状況みたいです。

先進国の地位を築いてきた日本が、新興国などに給与所得を抜かされ、発展途上国化する可能性もあるのです。

なので、これ以上、デフレを放置してはなりません。