金利を変動させると、景気はなぜ変動するのでしょうか?

通常、日銀は、金利を変動させて、不況の時は金利を下げて景気を良くさせたり、好況の時は金利を上げて景気過熱を抑えたりします。

なぜ、そうなるのでしょうか?

投資家たちは、銀行にお金を預け、金利によって、お金を増やし、利潤を得ているとします。

しかし、金利が下がれば、銀行に預けて利潤を得るより、外でお金を投資し、利潤を得る方が得であると考えます。

それによって、お金が外で飛び交い、景気が過熱するのです。

逆に、金利が上がれば、外でお金を投資するより、銀行に預けて利潤を得る方が、得だと判断します。

それによって、お金が銀行に多く預けられ、外でお金が飛び交うことが少なくなり、景気が冷めるのです。