日商簿記には、1級から3級まであります。
どこまで、取るのがいいでしょうか?
簿記は、2級までとるのが、ベストでしょう。
2級まで合格できれば、簿記の知識は、ほとんど知っているものとみなされます。
1級は、難しく、なかなか受からないうえに、とる必要もないでしょう。
では、1級を取る人は、どういう人なのでしょうか?
税理士試験の受験資格を得る人です。
税理士試験を受けるためには、受験資格があり、それがないと受けることができません。
ですが、その受験資格には、簿記1級だけでなく、資格・学歴・職歴などいずれか1つの要件に満たせばいいために、必ず1級に合格しなければいけないわけではありません。
(詳しく知りたい人は、国税庁の税理士試験の欄を参照してください。)
(税理士試験の受験資格を得るために、日商簿記1級のあまりの難しさに、全経上級を受ける人もいます。)
(全経簿記はあまり使われなく、日商簿記の方が、就職等には有利ですが、全経上級だけは、税理士試験の受験資格を得るために、受けようという人は少なからずいます。)
(合格率について、日商簿記1級は、8~13%、全経上級は、15~25%)
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よって、簿記2級から、税理士試験にのぞむ人も多く存在します。
なので、日商簿記は、2級までとることをベストにしましょう。
私は、日商2級の合格者です。
大学時代にとりました。
感想としては、3級はきちんと勉強していればとれるもの、2級は合格するにはやや難しいといったところです。
3級には1回目で、2級には4回目で合格しました。
〇日商簿記2級合格

〇日商簿記3級合格