最近、岸田内閣が、防衛費を上げるために増税、または少子化対策のために増税するとか、増税を政策の要にするようです。

私は、増税には反対です。

増税は、景気を縮小させます。

ただでさえ、コロナと物価高で不景気になっているのに、それをさらに押し進めてしまうのです。

では、何で補えばいいのかというと、国債で補えばいいのです。

「それでは、日本は、GDPの250%の債務を抱えているので、財政が破綻してしまうのではないか?」

との疑問を持たれる方もいるかもしれません。

その問いには、中央銀行(日銀)で買い占めればいいのです。

現在の日本では、日銀が量的緩和によって、国債の約半分を保有しています。

それによって、国債の金利が下がっているのです。

(財政破綻しそうな国は、逆に国債の金利が上がる。)

それによって、安心して財政出動ができるのです。

(日銀は、日本政府の傘下にあるため、国債を大量に売り、政府を破綻させることもない。)

ただ、日銀による国債買取はインフレ率の増加も意味しますので、物価高な今、インフレ率が上がるのは痛いです。

それでも、増税よりは、いいと思います。

ちなみに、ギリシャが、財政破綻したのは、ユーロに加盟してしまったために、中央銀行がその国にはなく、中央銀行による国債買取ができなかったためです。

中央銀行が国債を買い取ってくれれば、借金大国でも、安心して、破綻することなく、財政を出動できます。

ギリシャやイタリアとは違うのです。

〇中央銀行が約半分を保有している。

〇量的緩和によって、国債の金利は下がり、財政が破綻しそうな雰囲気はない。