北陸本線(第3セクターも含める)は、糸魚川から敦賀まで交流となっています。

私は北陸本線は直流化したほうがいいと思っています。

なぜ、北陸本線が交流なのか?理由があります。

以前は、都市部には直流の方がコストが低く、地方には交流の方がコストが低かったからです。

なので、都市部には直流、地方には交流の方が有利だと言われています。

その根拠として、北陸のほかに九州や北海道・東北・茨城は鉄道の電化を交流としています。

(茨城は地磁気観測所があるため、例外です)

しかし、現在では、変電所のコストが下がったので、地方でも直流のコストは、交流のコストとそこまで変わらない状況となりました。

特に、北陸本線は直流に変えるべきだと思っています。

それは、交流の区間が短いのか、交直流電車を多く走らせているからです。

交直流電車を走らせる理由は、直流区間を少しでも走る場合、直流にも対応した電車を走らせなければならないからです。

交直流電車はコストが高く、交流・直流どちらのメリットも失われてしまします。

なので、下関~小倉・黒磯~新白河などデットセクション(交流区間と直流区間が交わる所)がある短区間しかJRは走らせていません。

先ほどの通り、交直流電車はコストが高いため、デットセクションの区間をディーゼルで走らせている所もあります。

現在では、北陸本線の大半を第3セクターに変えて運行させています。

しかし、第3セクター、そこを走るJR貨物とも、多くの利益を稼げる会社ではありません。

北陸本線を直流区間に変え、交直流電車を廃止し、直流電車に置き換えることで、少しでもコストの削減を促し、利益を生み出す状態をつくるべきだと思っています。

 

521系。採算性の低い第3セクターでも交直流電車を使っている。