東武伊勢崎線の問題点って、なんだと思いますか?

それは不便さです。

 大手で山手線の駅に直結していない放射状路線は、この路線だけです。

 準大手まで含めれば、相模鉄道もあります。

 しかし、その相模鉄道も神奈川東部方面線計画により渋谷駅に直結してしまうので、その意味でも東武伊勢崎線のみが山手線の駅に直結していない、浮いた存在になってしまう可能性が高いと思います。

それなら、どうすればいいでしょうか?

日比谷線のホームを7両でなく10両に対応できるように拡張すればいいのです。

 現在、伊勢崎線の各駅停車は日比谷線に直通していますが、急行は半蔵門線に直通しています。しかし、東武伊勢崎線を利用する人は、たいてい北千住で乗り換えます。

 なぜなら、半蔵門線直通で都心まで行く場合だと、遠回りになってしまうからです。そういう点で考えると日比谷線のほうが、大変便利です。

(山手線の駅に、上野・御徒町・秋葉原と3駅直結します。)

 しかし、急行電車は10両であるため、日比谷線に直通できません。

3両分の延長は、不可能であるとは思いません。

日比谷線のホームを10両対応にして、急行電車も直通すべきですね。

ちなみに、東武伊勢崎線は私鉄の中で、路線自体が最長であることと複々線区間が長いことを誇っています。

そんな路線が、山手線の駅に直結していないという理由でマイナー化したらもったいないですよね。