「根性論だけはアカンけど、根性は必要。」ラグビーの故平尾誠二さんの言葉です。


敢えて、基礎スキーでも。

昨今、根性論・精神論が優先されるスポーツ指導は前時代的なものと言われてます。確かに指導者の感情に任せた根拠のない進め方は多々間違っているかもしれません。


ただ、これを選手(滑り手)側の「情熱」「やる気」「根気」「我慢」、そして「勇気」などの気持ちの重要性と捉えると、その必要性が出てきます。


中高年ないし大人の女性にとって、基礎スキーの最大の“敵“は「恐怖心」と思います。言うまでもなく、外足荷重は分かっているのに、現実は急坂が怖いために山足に頼ってしまいます。また、コブの溝を見ただけで腰が退けて、身体を斜度に応じて自然に落とす事が出来なくなります。さらに悪いことに、ひとつ目のコブに入った瞬間に頭の中が真っ白に。理屈どころでありません。


基礎スキーは極めて理論的技術的なスポーツのひとつ。「スキーは物理学。」という方もいます。

ただし上達のためには、技術論とそれに応じた基礎的な繰り返しの練習が重要です。そこで恐怖心を少しづつ取り除く気持ちの問題も大きな課題の一つかと。

いきなり急斜面や深いコブにトライするのでなく、緩斜面やキレイに圧雪された整地から、少しづつ少しづつ難しい斜面を段階的に。集中して・根気よく・繰り返し・諦めず、時に我慢して、情熱を持ち続けて。。


スキーは、“楽しく“、“リラックスして“などの面も含めて、気持ちの持ち方でかなり滑りが違ってくることは間違いではありません。

「気合だ、気合だ、気合だ。」





(金言・名言)

・「あなたのことをずっと見ていましたよ。頑張りましたね。」(AI美空ひばり)

・「私は失敗した事がない。ただ1万通りの上手くいかないことをやっただけだ。」(トーマスエジソン)

・「人生は、いつだって今が最高の時なんです。」(宇野千代)

・「やる気があって動く、のでなく、動くからやる気が湧く。」

・「前を進んで。ゆっくりでいいから。頑張って。応援してますよ。」(浜辺美波)